サンデー新年1号『名探偵コナン』FILE.1065「狩人と獲物」感想・ネタバレ
- 2020.12.02
- 2021.03.11
- サンデー感想
- ウォッカ, キール, キャメル, キャンティ, コルン, サンデー感想, ジョディ, ジン, ベルモット, ラム, 江戸川コナン, 沖矢昴, 赤井秀一
2020年12月2日発売の少年サンデー新年1号は、『名探偵コナン』本編のシリーズ第5話が掲載されています。
表紙は青山先生の“つながる表紙”第2弾!
本編は戦いが激化する〈FBI連続殺人事件〉第5話! 黒ずくめの組織とFBI…頭脳戦の行方は、果たして!?
さらに応募者全員サービスでジン&ウォッカ「150Voiceポルシェ356A」が登場!!
劇場版『緋色の弾丸』情報も満載のサンデー1号は本日発売だよ。#コナン pic.twitter.com/6VJB9LqGRu— 江戸川コナン (@conan_file) December 2, 2020
2号連続のつながる表紙が完成しました!
やはり赤井さんと対になるのはジンでしたね。
先週号と並べると壮観です~!
ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。
FILE.1065「狩人と獲物」感想・ネタバレ
先週号ははしゃぐ有希子やのんびりしているキャメルを見て、緊張感に欠けてるなあ…と思いましたが。
今週号は一気に緊迫感が高まる展開!
通して読むと、緩急が効いている仕上がりになっていました。
重要な情報も出てきましたね…!
さて、島内でキャメルを探す組織のメンバー。
今シリーズ、組織はすごい頑張ってますよね。
キャメルが島から逃げ出せるわけがない、と確信しているジン…相変わらず鋭くてカッコイイです。
海猿島のカフェに入り、沖矢さんの指示に従って必要なものを探すキャメル。
出かける前に工藤邸で赤井さんから渡されたハンチングも持っていました。
が、このハンチングも阿笠博士の発明品なんですね!
ということは、来葉峠で赤井さんが使った『どこでも大量出血ニット帽』と同じ仕掛けが施されていると思ってよさそうです。
キャメルを探してカフェに入ってきたウォッカとキャンティ。
ここでウォッカがRUMについての重要な情報を喋りまくって驚きました!
RUMについての情報は後述します。
ウォッカたちに見つかってしまい、裏口から逃げるキャメルですが…。
この時ウォッカがコーヒー豆を踏んで転んだのが可愛かったですね。
コーヒー豆のおかげで無事に逃げおおせたキャメル…と見せかけておいて、『コーヒー豆が入っていた麻袋がなくなっている』ことに着目し、キャメルの目的を見抜くジン。
そのジンのさらに上を行き、効果的にキャメルをあぶり出す作戦を即座に指示するRUM…。
ジンの優秀さと、さらにそれを上回るRUMの頭脳を見せてきている辺り、本当に見せ方がうまいです。
というかRUM怖いな…。
赤井・コナンはこれでキャメルが助かるとふんでジョディに連絡を入れていますが…。
それを聞いて、優作がすぐにRUMの思惑を見抜いているのもすごいです。
RUMと優作がほぼ同等、ちょっと劣って赤井とジンとコナン…という位置づけなんですかね。
今シリーズ、あんまりコナンくんは頭脳派な見せ場がないんですが…。
優作がいると、コナンが推理するシーンがなくなっちゃうんですよねえ。
さて、海猿島が一望できるというなみかぜ公園にやってきた沖矢さんとコナン。
モデルは横須賀市のうみかぜ公園ですね。
文字通りキャメルをあぶり出すために、ジンたちは島に火を放っていました。
それを見て、さすがの沖矢さんも目を開けちゃってます。
キャメルに何らかの指示を出して、作戦を練っている様子です。
場面が変わって組織のメンバー。
キャンティの近くにキャメルが現れ、桟橋の方に逃げていきますが…。
この時、キャメルはお腹に何か抱えているように見えるんですよね。
桟橋の柵を閉めるシーンでは、明らかにお腹に何かが貼りついています。
ここでウォッカがRUMを褒めた時、ジンが
いちいち褒めるな…
と言っているのが(笑)
それどころじゃないシリアスなシーンなんですが、このコマだけちょっと和みました。
なみかぜ公園でライフルを構えている沖矢さん。
コナンがスポッターをしていることにびっくり!
コナンくん、そんなことまでできるんですか!?
(ハワイで親父に習った…?)
いつも通り頭を撃とうとしたキールですが、ジンが背中・心臓を狙うように指示します。
キャメルの顔を見るのが目的ですもんね…。
ジンの判断なのか、RUMの指示なのかは不明ですが。
言われた通りキャメルの背中を撃つキャンティ。
凶弾に貫かれるキャメルですが…!?というところで、今週号は終了です。
すごいところで次回に続きますね…!
キャメルの生死について
衝撃のラストシーンでしたが、キャメルはキャンティに撃ち抜かれたわけではなく、命を落とすこともないと思っています。
先述しましたが、桟橋に向かう前のキャメルはお腹に何かを抱えているようでした。
阿笠博士の発明品であるハンチング帽に仕込まれていた血糊を取り外し、腹部に仕込んでいたと考えると納得できます。
腹部に仕込んだ血糊を赤井さんが狙撃したため、出血したように見えた…という感じではないでしょうか。
しかし背中には、キャンティが撃った弾も着弾していますよね。
これは赤井さんが言っていた『コピー機』がヒントではないかと思います。
背中側にはコピー機から抜き取ったトナーでも仕込んでいたかな…?
トナーだけだと貫通してしまいそうですが、コピー用紙の束も大量に仕込んでおけば……どうでしょう。
でもそれだと重くて動きが鈍くなりそうですよねえ。
撃ち抜かれてはいないとしても、キャメルは衝撃でかなり痛そうですが…。
この先は撃たれたと見せかけて海に落ち、ジンたちが撤収するまで海中でやり過ごす作戦でしょうか…?
派手に島を炎上させたので、夜明けを待たずに消防艇がやってきそう。
ジンたちにとってはタイムリミットが早まってしまっていますので…。
また、メタ的な視点になりますが、キャメルはウォッカが話していたRUMの情報を聞いています。
生きて帰って赤井さんたちにこれを伝えるまでは、キャメルは退場できないのではないでしょうか。
キャメルの顔をコルンが見て『赤と黒のクラッシュ』のことを思いだしたら、キールもNOCであることがバレます。
さすがにそれは(キールが不憫すぎるし)ないだろう…と思いますが、どうなることやら。
RUMはあの人?
さて今回、ウォッカがRUMについての重要な情報を話してくれましたー!
ウォッカは『RUMの旦那』と言っていましたが、会った事があるわけではないため、ウォッカはRUMの性別や年齢は知らなさそう。
つまり『旦那』と呼んでいるからと言って、若狭留美がRUM候補から外れるわけではないのですが…。
重要な情報は次の通りです。
- RUMについての情報で確かなのは義眼ということだけ
- 他の情報はほぼ護身のためにRUM本人が流した偽情報
- ジンはRUMに会ったことがあり、今どこで何をやっているのかも知っている
- RUMは顔を変えてふざけた名前を名乗っている
まず着目したいのは『ふざけた名前』という点。
- 黒田兵衛
- 若狭留美
- 脇田兼則
の3人のRUM候補のうち、黒田兵衛はふざけた名前ではないため、RUM疑惑は晴れたも同然ですね。
若狭留美は『若さ・美しさを留める』を表現している名前でAPTX4869の開発目的を暗喩している?と取れますし、脇田にも
こいつァトンチが…利いてるねぇ…
引用:名探偵コナン 第92巻『真っ白な気持ち』
と反応されていますので、まあまあふざけた名前かな…。
しかしふざけた名前と言われて真っ先に頭に浮かぶのは、やはり脇田兼則です。
彼の名前は『時は金なり』のアナグラム。
RUMはバーボン宛のメールに『Time is money』と書いています。
これがRUMの口癖だとジンが知っていたら、『Time is money=時は金なり』をもじった『脇田兼則』はふざけた名前ですよね。
雪山編のラストで、諸伏警部が
時は金なり…──と言いますしね…
引用:名探偵コナン 第97巻『ヤバイ感じが』
と考えながら後ろに視線を向けていたのも意味深な演出でした。
彼の視線の方向にいたのは、小五郎・安室・脇田の3人です。
諸伏警部は現場に赴く前に黒田管理官と電話で話しています。
その時にRUMのことや『Time is money』のことを聞いていたら…。
脇田兼則の名前を聞いて『時は金なり』と言い出すのは不自然ではないんですよね。
(頭の回転早すぎない?とは思いますが)
次に、大男だの女のような男だの…という噂は、RUM本人が流した偽情報であることがわかりました。
確実なのは義眼であることだけ。
義眼は見た目ではわからないのかもしれませんが…。
若狭留美は右目に障害があるものの、義眼だとは断定できません。
しかし脇田は左目をずっと眼帯で隠しています。
頑なに左目を出さないのは、出すと義眼であることがすぐにわかってしまうからなのかな、と思いますが…。
いずれにせよ、今回のウォッカのセリフでRUM=脇田はほぼ固まったかなと思います。
が、脇田はRUMである何者かが変装した姿だということなんですよね。
RUMは脇田だよ、では脇田の素顔は…?という更なる謎があらためて提示されてしまいました。
しかし、RUMは自力で変装しているのでしょうか?
怪盗キッド、ベルモット、有希子は黒羽盗一に変装術を仕込まれていますが、RUMは…?
ベルモットが変装させているわけでもなさそうですし…。
顔を変えている=変装ではないとしたら、どうやって外見を変えているのでしょうか。
FBI連続殺害事件は、次号の2・3合併号が解決編。
全6話のシリーズとなりましたが、結局RUM(とバーボン)は姿を現さないままなのでしょうか?
緋色の弾丸、公開日決定!
2020年4月、公開延期が決定した劇場版『緋色の弾丸』ですが…。
新たな公開日が決定しました。
2021年4月16日(金)です!
再装填(リロード)プロジェクトと称して、劇場版の過去23タイトルとタッグを組んだスペシャルプロモーションも展開されていく模様。
これから4月に向けて、期待が高まっていきますね!
応募者全員サービス ジン&ウォッカ 150Voiceポルシェ 356A
また新しい応募者全員サービスです。
今回はジンとウォッカのボイスが150種も収録されたポルシェ356A!
■応募者負担額:12,500円(税込・国内発送料含む)
■締切:2021年1月20日(水)※当日消印有効
気になる方はお早めにご応募を!
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やはり脇田さんなんでしょうかね・・。まだ脇田兼則に関しては「?」と思う部分もありまして・・・。
・自身(RUM?)を連想させるパイレーツスピリットを駄馬と表現(卑下?謙遜?)
・変装しているのなら眼帯を付ける必要があるのか?
・コナンくんが全く警戒していない
・沖野ヨーコに無反応(キャラ的にお世辞ぐらい言いそうなのに)
・組織の№2が、わざわざ自ら出向く必然性が感じられない
身バレの危険性を考えれば、部下に任せれば済むような・・(キュラソーの時みたいに)
・長野雪山編で被っていたハンチング帽が、務武のと同じ種類のもの?
と、いうような感じですね。ただ個人的には、あのジンやベルモットですら一目置かざるを得ない組織の№2が寿司屋にいるなんて、ちょっとイヤだなぁというのが本音です(苦笑)。
コメントありがとうございます!
RUMはもうほぼ脇田じゃないかなーと思っています。
・変装しているのなら眼帯を付ける必要があるのか?
→たぶん、見たらすぐに義眼だとわかってしまうんではないでしょうか。
変装しても眼球はどうしようもないので、眼帯で隠すしかないのかなと…。
・コナンくんが全く警戒していない
→そこが脇田の怖い所ですね。
・組織の№2が、わざわざ自ら出向く必然性が感じられない
→そこで安室さんが言っていた『せっかち』が生きてくるんだと思います。
部下にまかせていられず、自分で現場に行くほどの『せっかち』
安室さんに工藤新一の情報を要求しているのは、バーボンをNOCだと疑っているので
バーボンの出方をうかがっているのだと思っています。
脇田は見た目的に一番RUMらしくないですもんね!
姿を変えていることが確定したので、素顔はちゃんと?大物っぽいといいなと思います(笑)