サンデー1号『名探偵コナン』FILE.1082「ライン上の殺人」感想・ネタバレ

サンデー1号『名探偵コナン』FILE.1082「ライン上の殺人」感想・ネタバレ

2021年12月1日発売の少年サンデー新年1号から『名探偵コナン』本編の新シリーズが掲載されています。

 

表紙はコナンと警察学校組!

先生が描かれる警察学校組はやっぱりものすごくカッコイイですね!

ずっと眺めていたくなる表紙です。

 

青山先生のあつ森情報によると、今シリーズは諸伏景光が出る可能性が高そう。

なおかつ『県境』ということなので、長野県警と群馬県警が出るのかな…?と予想していました。

 

ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。

未読の方はご注意ください。




FILE.1082「ライン上の殺人」感想・ネタバレ

扉絵でいきなりのネタバレですね(笑)

やっぱり長野県と群馬県の県境でした!

 

失踪した息子さんを見つけて親御さんのところに連れ戻すため、群馬県を訪れていたコナン・小五郎・蘭。

おお、おっちゃんが仕事をしている!と思いきや、見つけたのはコナンくんだったんですね(笑)

 

せっかくだから群馬の美味しいものを食べて帰ろう…ということになり、地元の人間こと山村ミサオ警部に美味しいお店を聞いてみることに。

いざ電話をしてみると、「ちょうど県境で殺人事件があり、隣の県の刑事たちともめているからすぐに来てほしい」と逆に山村警部に頼まれてしまいます。

 

 

その隣の県の刑事たち3人の特徴を山村警部が話すのですが…。

諸伏警部のことを

屁理屈をこねくり返してマインドコントロールしてくる

と言っていたので大笑いしてしまいました。

諸伏警部の話術ってマインドコントロールなんですか!?

そして由衣さんはやっぱり美人さんなんですね、ここは嬉しくてニッコリです。

 

 

呼ばれるがままコナンたちが向かったのは、長野と群馬の県境に建つ冬名峠ホテル

冬名峠の名前は『霧にむせぶ魔女』でも出ているので使ったのかな?

このホテル、モデルはこちらの渋峠ホテルですね。

 

公式サイト
県境の宿 渋峠ホテル

さすがに文字は書いてないですが、外観はそっくりです。

 

 

蘭ちゃんが由衣さん達に挨拶しているのを見て「知り合い?」と驚く山村警部ですが…。

ここで大和警部が

お前も俺に会った事あるだろーが!!

とツッコミをいれます。

ちょっとびっくりですが、この辺りの会話で劇場版『漆黒の追跡者』が本編と同じ世界線の出来事であることが確定しました!

 

劇場版は基本的にパラレル設定で、『から紅の恋歌』が例外として本編とリンクしていると思っていたのですが…。

『漆黒の追跡者』も本編とリンクしましたね!

だからどうということもないのですが、珍しいことなのですごく驚きました。

あの映画、山村警部と大和警部の凸凹コンビが面白いんですよねえ。

 

 

諸伏警部は『漆黒の追跡者』に出ていなかったため、山村警部に会うのはこれが初めて。

ですが山村警部は

あなたとはどこかで会ったような気がしてくれちゃってたんですけどねぇ…

と伏線の匂いがプンプンする発言をしています。

 

 

問題の殺人事件は、ホテルの裏の駐車場で起こりました。

駐車場に県境を示すラインが引いてあり、そのラインの真上に遺体があったとか。

 

被害者は動画配信者の月島一貴さん。

動画配信者を作中に登場させるあたり、さすが時代の流れを取り入れる作品ですよね。

被害者と一緒にホテルに来ていた仲間たちも、みんな動画配信者だとか。

仲間たちは

  • 中田由水
  • 星川鏡子
  • 花山泉太

の3人。

被害者の月島一貴さんを合わせて、4人共なんとなく風流な名前だな…というのが第一印象です。

 

 

4人がホテルに来た目的が信州ソバと上州ソバの食べ比べと聞いて、大和警部と諸伏警部が

大和:信州ソバの方がうまいに決まってんだろーが!

諸伏:同感です…

とすかさずアピールしているのが面白かったです。

この時の諸伏警部の顔が(笑)

美形なのに平気でこういう顔する…!

 

その後の大和警部と山村警部のやりとりもカワイイですよね。

凸凹コンビなのに、妙にバランスが取れているような二人です。

漫才か。

 

 

駐車場についていた防犯カメラを確認すると、被害者は何者かに殴られながら何度も県境の線を確認していました。

わざと県境に倒れたとしか思えず、明らかに意味がありそうです。

時間も確認していたというのが不思議ですね…なんなんだろう。

 

 

考え込んでいる諸伏警部を見て、山村警部はある少年のことを思い出します。

そして諸伏警部の名前を聞き

じゃあ諸伏のヒロちゃんと…親戚だったりしちゃったりして…

という衝撃的な発言が飛び出しました!

 

ミサオと景光は知り合いだったんですね!?

まさかここがつながるとは思わず、過呼吸起こしかけるほどびっくりしました…!

幼少期の二人が虫取り網を持って一緒にいる姿が描かれていますが…。

これは景光がまだ長野にいた頃(=両親が生きていた頃)なのかな?

長野に住んでいた景光と、群馬に住んでいたはずのミサオがどんな流れで一緒に遊ぶことになったんでしょう。

しかもお兄さんはミサオのこと知らないんですよねえ…。

 

 

お兄さんが

景光なら私の弟ですが…何か?

と言うシーンで終わっていますが、このセリフとお兄さんの表情がたまらないですね…。

背景に景光も描かれていますし、兄弟の絆をすごく感じます。

 

 

しかし諸伏兄弟、本当に顔が似てるんですね。

幼少期の景光と今の諸伏警部の顔を、ミサオは似ていると思ったわけですから。

それにしても幼少期の景光、ものすごくいい顔で笑ってますね。

この後ご両親が亡くなってトラウマに苦しむことになるのかと思うと…。

 

 

今回のエピソード、ミサオと景光に面識があったということがとにかく衝撃でした。

2人の関係は次号で明かされるかな?

ついでに高明さんによる景光の回想も欲しいところです。

 

もちろん事件の真相も気になりますので、早く次号が読みたいです!

 

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