黒田兵衛は公安の人間でほぼ確定!諸伏高明にコンタクトを取った理由

黒田兵衛は公安の人間でほぼ確定!諸伏高明にコンタクトを取った理由

以前、黒田兵衛はRUMではなく公安の裏理事官なのではないか?という記事を書きました。

原作における描写や、劇場版『ゼロの執行人』におけるバーボン発言から、彼がRUMである可能性はどうしても低く感じていたからです。

 

黒田兵衛の正体はラム?否定できる根拠と裏理事官の可能性

 

2019年2月から3月にかけて少年サンデーに掲載された、名探偵コナンFILE.1027~1031のエピソード。

仮に長野の雪山編と呼んでおきますが、こちらのエピソードにより、黒田兵衛=公安の人間説は、ほぼ確定したと言えます。

 

雪山編ではごくわずかな出番でありながら、非常に重要な役回りを果たした黒田兵衛。

このエピソードで彼がとった行動の意味と彼の正体を、あらためてまとめてみました。

 

 

黒田兵衛が諸伏高明にコンタクトを取った理由と意味

雪山編の舞台は長野。

長野には長野県警の諸伏高明警部がいます。

そして雪山編では、安室透と諸伏警部に面識があったことが判明しました。

 

安室透と諸伏警部が事件現場で顔を合わせた場合、諸伏警部の口から安室透の正体(本名が降谷零であること)が脇田兼則や毛利小五郎にバレてしまう可能性がありました。

 

しかし雪山編の最後に安室透と顔を合わせた時、諸伏警部は安室透と言葉を一切交わしていません。

初対面のフリを貫いています。

彼がそのような態度をとった理由は、黒田兵衛との電話以外には考えられません。

 

黒田兵衛は、諸伏警部と一体何を話したのでしょうか?

 

安室透の正体について話し、口止めをした

確実に話したであろうと思われるのは、安室透の正体についてです。

  • 降谷零は公安の人間であり、現在は安室透と名乗って毛利小五郎に弟子入りしている
  • 安室透の正体が知られては困るため、顔を合わせても初対面のフリをしろ

この2点は確実に話したはずです。

 

そうでなければ、かつて弟に引き合わされた降谷零という名の少年のことを思い出している諸伏警部が、安室透に声をかけないはずがないのです。

 

そちらのお2人は?

引用:サンデー15号 名探偵コナン FILE.1031『ヤバイ感じが』

とあえて毛利小五郎に尋ねているのがその裏付けです。

 

安室透も諸伏警部に声をかけず、ポーカーフェイスを貫いていますので、お互いに初対面のフリをしようということは共通認識として持っていたわけですね。

 

ちなみに黒田が諸伏警部に電話をする前の下準備として、安室透は自分の姿を動画に写して諸伏警部に見せています。

自分の存在を思い出させたところで黒田に連絡し、諸伏警部に口止めをさせたものと思われます。

安室透の見事な手腕が光ります。

 

安室透と諸伏高明の共通点!組織に対する強力タッグとなりえるか?

 

安室と黒田が追っている組織について話した

黒田兵衛は大和敢助に電話をして、諸伏警部に代わるよう頼んでいます。

その時、黒田はこう発言しています。

 

諸伏に代わってくれ…聞きたい事がある…

引用:サンデー14号 名探偵コナン FILE.1030『兄さんみたいに』

 

話したいことがある』ではなく、『聞きたいことがある』という言い回しをしているのが気になります。

 

つまり、安室透のことを話し、安室と会っても知らんぷりをするよう一方的に指示をしただけではないことがわかります。

 

では、黒田は諸伏警部にいったい何を聞いたのでしょうか。

考えられるのは

  • 降谷零を覚えているか?
  • 弟の敵討ちをしたくはないか?

この2点です。

 

降谷零を覚えているか?については、聞いても聞かなくても不都合はないというか、その答えによって黒田の対応が変わるわけではないんですよね。

電話を受けた時点でピンと来ていなくても、廃教会に行って安室透の顔を見た時点で思い出してしまう可能性があります。

そのため、覚えていようがいまいが、口止めをすれば事足ります。

 

重要なのは2つ目の『弟の敵討ちをしたくはないか?』です。

黒田兵衛はアニメ第810-812話、単行本第86・87巻『県警の黒い闇』で初登場しました。

長野県警に出向しているという設定で登場しましたが、次に登場した時にはもう警視庁の管理官になっていました。

 

そもそも彼はなぜ長野県警に出向していたのでしょうか?

考えられるのは、諸伏高明の優秀さと人となりを確かめるためです。

 

【考察】諸伏高明と公安が繫がる可能性?安室透・黒田兵衛との関係

 

諸伏高明は

  • 大変優秀な頭脳の持ち主
  • スコッチこと景光の兄
  • なおかつ学生時代の降谷零とも面識がある

という大変特殊な設定を与えられています。

警視庁公安部の景光が亡くなってしまった今、組織に対抗するための新たな人材を黒田や安室が欲していても不思議ではないですよね。

黒田は諸伏警部を公安の協力者にするため、雪山編でその意思確認をしたのではないでしょうか。

 

RUMについても話した可能性がある

私はRUM=脇田兼則だとにらんでいるので、それを前提に書くのですが…。

雪山編の最後は、諸伏警部の意味深なモノローグで締めくくられています。

 

時は金なり…──と言いますしね…

引用:サンデー15号 名探偵コナン FILE.1031『ヤバイ感じが』

 

この時、諸伏警部の視線の先には小五郎・安室透・脇田兼則がいるわけですが…。

単純に『事件の現場検証を急がなくては』という意味でのモノローグではありませんよね。

明らかに何か意味がある表現です。

このモノローグから察するに、諸伏警部が気にしていたのは脇田兼則です。

 

なぜなら、脇田兼則の名前はアナグラムになっていて、並べ替えると『時は金なり』になるから

 

ですが諸伏警部は、脇田兼則の名前を本人や小五郎から聞いてはいません。

脇田兼則が大和警部と上原刑事に向かって名乗った時、諸伏警部はまだ車の中にいました。

小五郎が脇田と安室を諸伏警部に紹介しようとした時には、大和警部にせかされて小五郎の言葉がさえぎられています。

つまり諸伏警部が脇田の名前を知る機会は、黒田と電話で話した時以外に考えられないのです。

 

また、いくら優秀な諸伏警部でも、単に脇田兼則の名前を聞いただけで『名前を並べ替えると時は金なりになるなあ』と思うはずがありません。

コナンだって脇田兼則の名前の秘密には気付いていませんからね。

 

つまり諸伏警部は

  • 黒田から、安室がコナンに話したのと同じように『ラムはせっかち』などと聞かされている
  • 安室がラムから受け取ったメールの内容『Time is money!』まで聞かされている

このいずれか、もしくは両方の可能性があります。

 

ラムについて諸伏警部に話をしていたとしたら、黒田はもう諸伏警部を組織絡みの捜査に巻き込む気満々ですよね。

黒田兵衛と諸伏警部の電話の内容は、今後の展開に非常に大きな影響を及ぼしそうですね。

 

諸伏高明にコンタクトを取る際、大和敢助を介したのはなぜか

黒田兵衛は諸伏警部に直接電話をするのではなく、大和敢助あてに電話をして諸伏警部に代わらせました

これにはいったいどんな意味があるのでしょうか。

 

諸伏高明が黒田兵衛に何らかの協力要請を受けたことを匂わせておくため

諸伏警部と大和警部は、小学生の頃からのライバル。

非常に強い縁がある2人ですので、諸伏警部が長野県警とは無関係の事件に首を突っ込み始めたとなると、大和警部に詮索される可能性が高いです。

そこであらかじめ『黒田が諸伏に接触した』という事実を大和警部に認識させておき、あえて詮索させないように牽制しておいたことが考えられます。

 

黒田兵衛が諸伏高明にコンタクトをとった形跡を残さないため

こちらの方が可能性としては高いかなと思うのですが…。

 

黒田が大和警部経由でコンタクトを取ることで、黒田と諸伏警部が繫がった事実を隠した可能性があります。

今後諸伏警部が黒田・安室といった公安の人間に協力するとしたら、組織側にそのことが知られることは絶対に避けたいですよね。

黒田と諸伏警部のつながりを伏せておくことで、諸伏警部の存在を組織に知られる危険性がぐっと低くなります。

黒田はそれを狙って、大和警部に電話をしたのではないでしょうか。

 

 

黒田兵衛と安室透がやろうとしていることに諸伏高明も関わる可能性

女性警察官連続殺人事件の最後で、黒田兵衛は安室透に向かってこんな発言をしています。

 

大事の前だ…余計な火は消しておくに越した事はないからな…

引用:名探偵コナン 第96巻『「ミケ」じゃなくて』

 

この『大事』というのが何なのか、まだはっきりしていませんが…。

その後

報告を怠るなよ…バーボン…

と続けていることから、組織絡みの何かであることは明白です。

 

黒田と安室、つまり公安が黒ずくめの組織に対して何かを仕掛けるのでは?と予想できますが…。

このタイミングで諸伏警部に黒田が連絡を取ったことで、この『大事』に諸伏警部も関わる可能性があります。

 

安室透が雪山編で長野に行くことになったのは『大事』とは関係のない偶然ですが…。

黒田と安室にとっては諸伏を味方に引き入れられる千載一遇のチャンスになったわけですね。

 

 

黒田がラムである可能性はほぼゼロに

黒田が諸伏警部に連絡をとって安室透のことを口止めしたのは、ほぼ間違いなさそう。

この事実そのものが、黒田=ラム説を明確に否定しています。

 

安室と黒田が結託し、諸伏警部に口止めをしてまで安室透=降谷零=公安という事実を隠そうとしたのは、脇田兼則に正体を知られるとマズイからですよね。

 

黒田がラムであるなら、脇田はラムではないということになります。

組織の人間でない脇田に安室の正体を知られたところで、さほど大きな問題にはならないですよね。

 

わざわざ諸伏警部に安室の正体を隠すよう口止めをしたことで、黒田=公安の人間であるという説が強く裏付けられました。

 

逆に脇田兼則がラムである説が一層強くなったわけですが、脇田についてはまた別の記事にまとめます。

 

 

さいごに

雪山編での黒田兵衛の出番はほんの少しですが、その少しの出番で彼が果たした役割はとても大きいものでした。

それにより、彼のラム疑惑はほぼ晴れたと言えるでしょう。

 

安室透との関係から察するに、公安の裏理事官であることは間違いないでしょうが…。

若狭留美と顔を合わせた時の異常なまでの緊張感や、羽田浩司事件にも何か関わりがありそうなことから、まだまだ大きな秘密が隠されていそうですよね。

 

群馬県での山菜採り編では、若狭留美関係のストーリーが大きく動き出しそうですし、ラム編がそろそろまとめに入るのでは?という雰囲気になってきています。

今後の本誌の展開に注目ですね。

 

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