サンデー45号『コナン警察学校編』CASE.2「傍若無人」感想・考察(ネタバレ有)

サンデー45号『コナン警察学校編』CASE.2「傍若無人」感想・考察(ネタバレ有)

2019年10月9日発売の少年サンデー45号は、新井先生が描く『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』が表紙を飾っています。

松田&降谷コンビです。

 

 

『ゼロの日常』の赤ペンは『Next Zero’s Teatime』でしたが、警察学校編は『Next Police Academy』なんですね。

ネクゼロならぬネクポリ…?

 

 

以下、ネタバレを含む『警察学校編』の感想・考察です。

未読の方はご注意ください。

 

 

CASE.2「傍若無人」感想・考察

松田編の第2話ですが、相変わらず松田以外のキャラクターについても情報がバンバン出てきましたね。

ここまで情報過多なの、さすが青山先生がお話を組み立ててるだけのことはあるなと思います。

あらゆるコマに深い意味があるような…。

 

今回も、感想・考察はキャラクターごとに書いていきます。

 

降谷零

興味を持ったことにはとことん真面目

前回『松田は警察を恨んでいる』と知った降谷。

彼があんなに警察を嫌う理由が知りたくてね…

と、警察学校の資料室でひとり調べものをしていました。

気になったことは徹底して調べる…やはり超がつく真面目くんですね。

今ではコナンに「君は相変わらず詮索好きだね」なんて言っている降谷ですが、自分自身にも言えることなのでは…?

 

諸伏景光との関係

前回、深夜2時にもかかわらず諸伏の部屋を訪れて絆創膏をわけてくれるよう頼んだ降谷。

降谷の方が諸伏に甘えているのかと思いきや、今回は真逆ともいえる描写がありました。

 

松田の父親の事件について話したあと、諸伏は自分の両親が殺害された事件について調べていましたが…。

そんな諸伏に対し、降谷は気にかけている素振りを見せていました。

 

諸伏が負の感情を露わにするのは基本的にひとりでいる時だけなので、普段は降谷に対しても平静を装って笑顔でふるまっていることは想像に難くありません。

ですが降谷は諸伏がそうふるまっていることに当然気づいていて、陰ながら心配している…という関係性なのかなと感じました。

 

他人のコントロールが抜群にうまい

  • ウェディングイブ
  • 探偵たちの夜想曲
  • 迷宮カクテル

などで、『ちょっとしたセリフで相手から思い通りの言動を引き出す』という手腕を発揮している降谷。

警察学校編の時点で、もうその才能を持ち合わせていることが読み取れます。

 

警察官を恨んでいるにもかかわらず警察官を目指している松田に対し

疑いを自分で晴らさせないと彼も父親のようになってしまう…

と父親の話を持ち出して煽り、松田の口から警察官を目指している理由を聞き出そうとしています。

 

松田が言葉より先に拳を出していること、鬼塚教官がピンチになったことから話は中断されてしまいましたが…。

この頃から相手を思い通りに動かす術を身に着けていた降谷…まったく末恐ろしい才能です。

 

 

諸伏景光

萩原から情報収集している要領の良さ

松田の父親について、降谷は自力で調べていましたが…。

諸伏は松田と仲のいい萩原に接触し、詳しい話を色々と聞き出していました。

意外とコミュニケーション能力に長けているのは、萩原だけでなく諸伏の特徴でもあるようです。

 

新聞記事だけではわからない情報までしっかり聞き出せているので、情報収集能力も一流といったところでしょうか。

 

長野一家死傷事件

松田編にもかかわらず、今回も諸伏家に関する重い情報が描写されていました。

資料室で諸伏が調べていたのは、『長野一家死傷事件』について。

言わずもがな、彼の両親が殺害された事件のことですよね。

 

ここで注目したいのが、殺人事件ではなく『死傷事件』となっていること。

死傷ということは、死者と負傷者が出ているということですよね。

 

諸伏夫妻は(即死だったかどうかは不明ですが)確実に亡くなっていますので、他に負傷者がいるということになります。

負傷させられたのは高明か景光、もしくは2人ともであったと考えるのが妥当です。

両親が殺害された上、兄弟も襲われ負傷させられていたとしたら…諸伏兄弟の境遇はさらに悲劇性が高まりますね…。

 

また、凶器となった刃物が発見されていることも明らか。

景光の表情から、おそらく犯人はまだ捕まっていないこともわかります。

 

犯人が捕まっていないということは、諸伏兄弟は両親を殺害した犯人を捕まえるために警察官を目指したという可能性がさらに濃厚になったと考えていいのでしょうか。

 

警察学校編で張った伏線をコナン本編で回収するとは思えないので、犯人については諸伏編で描かれるのかな、と予想していますが…どうでしょうか。

 

 

松田陣平

警察を恨んでいる理由

さて、松田編の主役です。

今回で、松田陣平が警察を恨んでいる理由が明らかになりました。

 

かつてプロボクサーだった父親・松田丈太郎が警察に誤認逮捕されてしまいました。

のちに真犯人が捕まって容疑は晴れましたが、予定されていたタイトル戦は流れてしまい…。

その後ボクシングをやめ、酒に溺れてしまったという話です。

 

警察がきちんと裏取りをせずに誤認逮捕をしたせいで松田の父親、ひいては松田一家の人生が狂わされてしまった…ということなので、松田が警察を恨む理由は充分ですね。

ただ、そんなことがあったにもかかわらず松田が警察官を目指しているというのが不思議な話です。

松田の事情に詳しい萩原も、そこについては知らないようですし…。

 

次回が松田編のラストなので、そこでしっかり描かれるでしょうね。

 

ガキの頃から分解魔

今回は鬼塚教場初めての拳銃訓練が描かれていました。

なかなか的に当たらない松田…。

誰かが拳銃を落としたのではないかと疑って、あっという間に拳銃を分解してしまいました。

萩原いわく

陣平ちゃんは分解魔!

ガキの頃から何でもかんでも分解しなきゃ気が済まねぇんだよ!

だそうです。

一瞬にして拳銃を分解してしまうの、すごいスキルですね。

 

ガキの頃から…ということなので、松田と萩原が幼少期からの付き合いだということもわかるセリフです。

とにかく情報量がすごい…。

 

ちなみに松田が拳銃を分解している時、隣で

お、おい…松田?

と戸惑っているのは諸伏ですね。

ちょっとカワイイ反応です。

 

鬼塚教官に疑われ…

拳銃訓練のあと、銃弾が一発返却されていないことが判明。

鬼塚教官は

貴様以外に誰がいる!?

と松田を疑います。

 

これ、父親が誤認逮捕されている松田にしてみれば、とんでもなく腹が立つ疑いですよね。

松田を信じ、うまく割って入ってくれた伊達がものすごくカッコいいシーンでした。

 

 

伊達航

相変わらずのリーダーシップと仲間に寄せる信頼

降谷・諸伏・松田と比べると出番は少ないものの、とんでもなくカッコよく存在感をアピールしていたのが伊達です。

 

銃弾が足りないのを松田がくすねたからだと決めつける鬼塚教官に対し

まあまあ!ここは班長の自分に免じて鉾を収めてください!

と笑顔で対応。

 

一方松田には

お前じゃないんだろ?だったら堂々としてろよ!

と声をかけています。

 

松田に寄せる信頼と、鬼塚教官相手の立ち回りの見事さが印象的なシーンです。

 

 

まあまあ…とその場を丸く収めようとするのは、『安室透』もコナン本編で見せている立ち回り。

警察学校編ではむしろ融通がきかない真面目くんな印象が強い降谷ですから、仲裁の仕方や場を収める立ち回りの仕方は伊達から吸収したのではないか?と思います。

 

コミュニケーション能力は萩原から。

場を仲裁する立ち回りは伊達から。

『安室透』の持つキャラ設定に、伊達の面影も見られるようになりました。

 

 

萩原研二

松田とはガキの頃からの付き合い?

松田の父親について、諸伏に詳細を話したのは萩原でした。

萩原はかなり詳しく事情を知っているようでしたね。

 

松田が拳銃を分解してしまうくだりでも『ガキの頃から』と発言していたので、松田と萩原はまさに『ガキの頃から』の付き合いであったことはほぼ間違いないと思います。

 

降谷と諸伏がそうであったように、松田と萩原も幼馴染だったんですね。

萩原が殉職した後、松田が復讐に燃えた理由もよくわかります。

 

萩原だけは、未だに家族構成や重い過去がまったく描かれていませんので、萩原が警察官を目指している理由も謎に包まれたままですが…。

松田の幼馴染ということであれば、『陣平ちゃんが警察官になるなら俺も』くらいの軽いノリなのかもしれないな…と思い始めました。

 

本当に萩原だけは謎につつまれたままですよね…。

 

コミュ力オバケな萩原

諸伏に松田の父親について詳しく語った萩原。

拳銃訓練で、降谷に対しても

やるねぇ降谷ちゃん!

と親しげに声をかけていました。

女性だけではなく、男性に対してもコミュ力オバケですね…!

降谷ちゃんて。

伊達や諸伏のことも、苗字+ちゃん付けで呼ぶのでしょうか。

 

 

毛利小五郎

今回びっくりしたのが、毛利小五郎の爆アゲ描写があったこと!

まさか警察学校編で小五郎についての描写があるとは思わなかったので、嬉しかったですね。

 

鬼塚教場初めての拳銃訓練で、降谷は5発ほぼど真ん中の好成績をたたき出します。

しかし鬼塚教官は

貴様らの先輩に最初の試射で満点!つまり20発全弾ド真ん中に的中させた天才がいるからな!

と降谷に『上には上がいる』ことを教えます。

 

この天才というのが、毛利小五郎のことなんですよね…!

この時点で小五郎はすでに警察をやめ、米花町で探偵事務所を構えているわけですが…。

 

小五郎の射撃の腕が天才的というのは、劇場版『14番目の標的(ターゲット)』で克明に描かれています。

小五郎がものすごくカッコいい作品なので、まだ見たことのない方がいらっしゃったらぜひ見ていただきたいです。

 

 

安室透と師弟関係にある毛利小五郎ですが、なにかひとつくらい弟子より勝っている部分があるといいなと常々思っていたので…。

射撃の腕が降谷より上だとはっきり描写されたことに、驚くと同時に感動しきりです。

 

いつも『毛利先生』と小五郎を立てている安室透ですが、その小五郎が自分を上回る射撃の天才であることに、降谷は気付いているのでしょうか?

 

 

 

今回のラストでは、鬼塚教官が大ピンチに陥ってしまいました。

最後のコマの5人は全員鋭い表情をしていますので、どうすれば教官を助けられるのか各々が脳みそフル回転しているのだな、とよくわかります。

うまく協力して教官を助けるのか、また降谷と松田が衝突してしまうのか…?

ものすごく気になるところで、『次号に続く』ですね。

 

 

警察学校の秘密Top7

今週号の『ホビーの楽園』では、警察学校編にちなんで警察学校の秘密Top7が紹介されていました!

その7つをすべてここで紹介してしまうのは気が引けるので、どうぞ本誌でお楽しみください。

 

ひとつだけ。

個人的にびっくりしたのは『おかずは揚げ物が多い』ということ。

私もうこの時点で警察学校に入るの無理だったな…と思ってしまいました(笑)

 

 

応募者全員サービス 安室透100 VOICE RX-7

先週号から警察学校編のティザービジュアル複製原画の応募者全員サービスが始まっていますが…。

今週号からは『安室透100 VOICE RX-7』の受付もスタートしました。

 

古谷徹さん録り下ろしの安室ボイスが、なんと100種類も収録されています!

原作に一度だけ登場した安室のキーホルダーライトも付属して、お値段12,500円です。

コナンの応募者全員サービス、クオリティもすごいですがお値段もすごいですよね…(笑)

応募締切は11月13日です。

 

 

公式サイト
WEBサンデー サンデーNEWS

 

 

『ゼロの日常』第4巻は11月18日発売!

警察学校編がスタートしたところですが、『ゼロの日常』第4巻の発売情報が解禁になりました。

11月18日に発売予定です。

 

セブンネットで予約してセブンイレブンでの店舗受取を利用すると、限定ブロマイド特典がついてきます。

店舗受取以外の注文だと特典がつきませんので、ご注意ください。

 

また、喫茶ポアロメニュー風ノート付きの1~3巻セットも11月18日に発売になります。

こちらもセブンネット限定です。



いずれももう予約受付を開始していますので、購入予定の方はお早目の予約をおすすめします。

 

 

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