サンデー27号『名探偵コナン』FILE.1074「風の追跡」感想・ネタバレ

2021年6月2日発売の少年サンデー27号は、『名探偵コナン』本編の新シリーズ第2話が掲載されています。

阿笠博士が大ピンチ！
そして白バイを駆って現れた“風の女神様”、萩原千速小隊長…彼女はいったい、何者!?
『名探偵コナン』シリーズ第2話！
応募者全員サービス『緋色の弾丸』青山剛昌描き下ろし複製原画も絶賛応募受付中だよ。
週刊少年サンデー27号は本日発売！#コナン pic.twitter.com/c9EllUDoH2

— 江戸川コナン (@conan_file) June 1, 2021

『風の女神様』というワードを今週もしっかり推してきてますね！

ではここからコナン本編のネタバレを含む感想です。

未読の方はご注意ください。

FILE.1074「風の追跡」感想・ネタバレ

前回はコナンが萩原千速さんに助けてもらったところまででしたね。

今回はコナンが話した経緯を千速さんがまとめているところからスタートです。

こんな話信じられないよね？と言うコナンに、千速が

君がそう言うのなら…そういう事なんだろう…

と答えたのがグッときました。

先週号で千速はコナンの顔を知っているような態度をとっていましたが、このセリフでもそれが強調されていますよね。

千速はコナンのことを知っていて、しかも信頼に値する少年だと思っていると…。

やはり『揺れる警視庁』の時のインタビューを見ているのかなと思いますが、それにしてもすごい信頼ぶりですね。

コナンが誘拐犯を追跡できるなら連れていくしかない、という判断をした千速さん。

なんと白バイ隊員を呼びつけてヘルメットをコナンに譲らせ、白バイ隊員には手でバイクを押して帰れと言う無茶ぶり（笑）

あっ結構強いタイプの人だ…。

白バイの2人乗りは違反だと言われても

後で処分は受けるつもりだ！

と…。

かっこいいですね、千速お姉さま！

ここはコナンのためというより、博士の命がかかっているからですよね。

というわけで、白バイ2人乗りで誘拐犯の車を追跡開始した千速さんとコナンくん。

博士はまだなんとか話せるようですが…そろそろヤバそうな…。

先週号を読んだときに、犯人たちが金庫を開けさせる前に社長（と間違われた博士）が失血死しちゃったらどうするんだろう…と思ったのですが、目的の金庫には虹彩認証システムが使われている様子。

博士、がんばって犯人たちの会話を聞いてたんですね。

虹彩の登録者が死んだ場合、死後5時間までなら問題なく虹彩を読み取れるんだそうで…。

はー、これは全然知りませんでした！

もうひとつ博士が聞き取っていたのが

いざとなったらかえればＯＫ

という言葉。

『かえれば』をひらがなで書いているのが、ちょっとミスリード狙いっぽいですね。

ここで場面が切り替わり、犯人たちの視点へ。

先週号でコナンが犯人の車を見つけたことを不審に思っているようです。

誘拐するターゲットを間違えてはいますが、さすがに頭は働く様子…。

というか2人ともザ・悪人って感じがすごいですね。

博士がコナンに連絡を取ったことを察した犯人たち。

博士の探偵バッジを高速道路上に捨てて、なおかつナンバープレートも換えてしまいました。

偽造したナンバーが『し・56-48』で『死・殺し屋』なの、犯人たち遊んでるでしょって感じですね（笑）

追跡する手段を失ってしまった…と思いきや、

あきらめる必要は全然ないよ！

と言うコナンですが…。

ここでまさかの！萩原研二が！！

千速お姉さん、コナンくんに弟を重ねて見てるんですね…。

突然萩原が出てきたのでびっくりしてしまいました。

ここの萩原、ちょっと幼げに描かれてますよね…何歳くらいだろう。

お姉さんから見た萩原も、ちょっとやそっとじゃ諦めないような子だったのかな…と思うと泣けますね。

無事に高速を降りてしまった犯人たちですが、博士はまだ盗聴器でコナンとつながっていました。

眼鏡のツルを外すと盗聴器になるやつですね。

この説明を聞いている時に、また

やはり君は少々弟に似ているようだ…

と笑う千速さん。

萩原の存在を匂わされるたびに、こっちは切なくなってたまらないんですが…。

場面が変わって、レストランに戻った小五郎・蘭・園子。

犯人たちは南條社長と同じ日にレストランを予約したわけではなく、別の予約客を気絶させて名前を奪って店に入ってたんですね。

そこに警察がやってきますが…横溝警部がここで来たー！

青山先生がどうぶつの森で横溝警部が出ることは明かしてらっしゃったので（笑）

登場することはわかっていましたが…。

横溝警部（弟）が最後に登場したのは、アニメ第740～741話・81巻収録の『蘭も倒れたバスルーム』です。

サンデー本誌掲載が2013年、アニメ放送が2014年のエピソードなので…。

原作では約8年ぶりの登場ということになりますね。

本当にお久しぶりです…！

小五郎が死神呼ばわりされるのはいつものことですけど、今回は蘭ちゃんまでひっくるめて『死神一家』扱いされてしまっております（笑）

横溝警部によると、犯人は強盗殺人で指名手配中の知苑大哉・禄江夫婦。

タイヤチェーンとチェーンロック？かな？

コナンくんが千速さんと一緒にいることを蘭ちゃんに聞かされた横溝警部、

まさか千速が…あのボウズと一緒にいるっていうのかよ！？

と驚いておりますが、こっちもびっくりです！

横溝警部、千速さんのこと名前を呼び捨てにするんですね！？

捜査一課と交通機動隊って、普段そんなに関わらなさそうですが…。

同期とかでしょうか。

横溝警部が驚いている理由は…

• 横溝警部もコナンが『揺れる警視庁』事件に関わっていたことを知っている
• 千速さんのドラテクが無茶苦茶なので、コナンの身を案じている
• コナンと千速さんが一緒にいるとヤバイことが起きそうな気配を察している

さてどれでしょう（笑）

というか、また蘭ちゃんは千速さんのことを

女神様みたいな綺麗な人で…

と言ってますね…どれだけ美人なんだー！

青山先生、千速さんのことすごくお気に入りなんだなあ…と思ってしまいました（笑）

本当に素敵なキャラですよね…これからもどんどん登場させていただきたいです（神奈川県警だと難しいかな…）

さてまた場面はコナンと千速さんに戻ります。

盗聴器から聞こえる音を頼りに、犯人の車を追跡する2人。

ここは本当に読んでてワクワクします！

存分に推理を披露するコナンと、それを全面的に信じてサポートしてくれる千速さん。

コナンが頼れる大人とタッグを組む構図が大好きです。

（安室さん然り、平次然り、長野県警然り…）

犯人たちが使ったトリック

犯人たちが乗った車は、どうやら検問を突破してしまった模様。

先週号も今週号も『白のカムリ』と言ってますし『同じ車種の色違いなら何台か通した』という警察官の発言も怪しいですよね。

コンビニで目撃された、大量の熱いお茶と紺色の傘を買った客というのが犯人だと思われますが…。

ここから導き出される犯人たちが検問を突破したトリックというと、

温度で色が変わる特殊な塗装が車に施されており、熱いお茶をかけて車の色を変えた

としか予想できないんですが…。

安易すぎるかな…。

『いざとなったらかえればOK』と、コナンが言う『隠しながら変えた』にも合致すると思うのですが。

お茶を車にかけるところを見られたら目立ちすぎるので、傘で隠しながらやったのかな…と。

同じ車種でも白でさえなければ、検問を突破できますもんね。

さて、正解はどうでしょう。

次号予告

今シリーズも3話構成なので、次号がもう解決編。

早い～！

せっかく千速お姉さまが登場してくれたので、もっと長い間読んでいたいですが、博士の身が危険なのでゆっくりはできないですね（笑）

次号、千速さんの華麗なバイクアクションが見られるかな？と期待しています。

しかも次号は、サンデーの表紙を千速さんが飾るようです。

登場してすぐ表紙！すごいですね！

カラーなので髪の毛の色もわかりますね。

次号もとても楽しみです！

一番コフレに名探偵コナンが登場！

コフレアイテムだけが当たる『一番コフレ』に、名探偵コナンが初登場です！

まだ一部のアイテムしか写真が出ていませんが、スコッチと松田のアイテムが確認できます…！

2人のアイテムがラインナップされているのはソリッドフレグランスでしょうか。

発売日は11月とのことで、まだだいぶ先ですが…。

続報が楽しみです。