名探偵コナンで声優が変わったキャラクターは?死亡以外の理由でも交代

名探偵コナンで声優が変わったキャラクターは?死亡以外の理由でも交代

名探偵コナンはテレビアニメが放送20周年を超えたご長寿アニメです。

そのため、初期から作品に携わっている声優さんも高齢化が進んでいます。

途中で声優が変わったキャラクターも複数いるのですが、あなたは何人ご存知ですか?

 

声優さんの死亡により担当が交代したキャラクター

白鳥任三郎(塩沢兼人さん→井上和彦さん)

レギュラーキャラクターの中で最も早く声優が交代したのが白鳥警部です。

初期は塩沢兼人さんが担当していましたが、2000年に亡くなられたため井上和彦さんが後任となりました。

テレビアニメでは、第205話『本庁の刑事恋物語3(前編)』から井上さんに交代。

劇場版では第4作目『瞳の中の暗殺者』までは塩沢さんで、第5作目『天国へのカウントダウン』からは井上さんになっています。

 

塩沢兼人さんは

  • 機動戦士ガンダムのマ・クベ
  • 聖闘士星矢のムウ
  • 北斗の拳のレイ
  • クレヨンしんちゃんのぶりぶりざえもん(初代)

など、多くの代表作をお持ちの方でした。

若いコナンファンの方は、塩沢さんの声を聴いたことがないかもしれませんね。

 

 

鈴木次郎吉(永井一郎さん→富田耕生さん)

鈴木園子の伯父・鈴木治郎吉相談役は、2014年に永井一郎さんが亡くなられたため富田耕生さんが後任になりました。

劇場版は第19作目『業火の向日葵』から富田さんが鈴木治郎吉の声をあてています。

 

ちなみに、永井一郎さんはサザエさんの磯野波平役でも有名でしたね。

磯野波平役は、目暮警部役の茶風林さんが引き継いでいます。

 

 

ジェイムズ・ブラック(家弓家正さん→土師孝也さん)

赤井秀一やジョディの上司であるFBI捜査官、ジェイムズ・ブラック。

初代の声優を担当していた家弓家正(かゆみいえまさ)さんが2014年に亡くなり、その後は土師孝也(はしたかや)さんが引き継いでいます。

劇場版では第18作『異次元の狙撃手』までが家弓さん第20作『純黒の悪夢』からは土師さんがジェイムズの声を担当しています。

土師さんはジェイムズ以外にも別の作品で家弓さんが演じられていた役を引き継がれていますよ。

 

 

遠山銀司郎(佐古正人さん→小川真司さん→てらそままさきさん)

遠山和葉の父、遠山銀司郎警視長。

実は声優が二度変わっています。

2002年に初代遠山銀司郎役の佐古正人さんから小川真司さんへ交代。(佐古さんは2003年に死去)

2015年に小川さんが亡くなり、てらそままさきさんへ交代になりました。

劇場版では第17作『絶海の探偵』までが小川さん第21作『から紅の恋歌』がてらそまさんです。

 

 

松本清長(加藤精三さん→?)

警視庁捜査一課の管理官だった松本清長警視正。

担当声優の加藤精三さんは2014年に亡くなりました。

最後にアニメに登場したのは第683話『命を賭けた恋愛中継(現場突入)』です。

黒田兵衛が長野県警から警視庁へ新管理官として赴任したため、松本警視正は昇進して管理官を退いた形になり、その後の登場はありません。

そのため後任声優も決められておらず、今後再登場するかもわからない状態です。

味のある名キャラクターで存在感が抜群だったため、このまま登場しなくなってしまうのは惜しいですね。

 

 

荻野彩実(鶴ひろみさん→?)

劇場版第13作『漆黒の追跡者』に登場した、埼玉県警の警部です。

クールで落ち着いた美女で、横溝参悟警部の後輩にあたります。

鶴ひろみさんが声優を担当していましたが、鶴さんは2017年に亡くなられました。

『漆黒の追跡者』にしか登場しなかったキャラクターですが、鶴さんがご存命だったら今後も登場する機会があったかもしれません。

 

 

トメさん(中嶋聡彦さん→?)

アニメの初期の頃に登場していた、鑑識課のトメさん。

メガネをかけた中年男性で、アニメオリジナルのキャラクターでした。

2012年に放送されたアニメ第654話『毒と幻のデザイン(Poison)』が最後の出演でした。

2017年に中嶋さんが亡くなられたため、トメさんの再登場ももうないかと思われます。

 

 

中森銀三(石塚運昇さん→?)

『まじっく快斗』でもおなじみ、怪盗キッド絡みの事件で登場する中森銀三警部。

声を担当していた石塚運昇さんは2018年8月に亡くなられました。

中森警部はキッドのエピソードには欠かせない重要人物ですので、後任が立てられて引き続き登場することになると思われます。

2019年の劇場版名探偵コナンは怪盗キッドがメインであることが明らかになっていますので、中森警部も登場すると思っていましたが…石塚さんの声でなくなるのは寂しいですね。

2018年1月に放送されたアニメ第888話『怪盗キッドの絡繰箱(後編)』が最後の出演となってしまいました。

 

 

茶木神太郎(田中信夫さん→?)

中森警部の上司であり、一緒に怪盗キッドを追っている茶木警視。

『名探偵コナン』で初登場し、その後『まじっく快斗』『まじっく快斗1412』にも登場するようになりました。

声を担当していた田中信夫さんは、2018年10月17日に亡くなられました。

中森警部と違って怪盗キッド絡みの事件に必ず登場していたわけではないため、今後の登場がどうなるかは不明です。

 

赤木英雄(辻谷耕史さん→?)

プロサッカーチーム・東京スピリッツの花形選手・ヒデこと赤木英雄選手。

アニメ第10話『プロサッカー選手脅迫事件』(単行本7~8巻)という初期に登場し、その後セリフはないながらも数回登場。

劇場版16作目にあたる『11人目のストライカー』にも登場していました。

2018年7月にもアニメ907話『Jリーグの用心棒』(アニメオリジナル回)で久しぶりの登場を果たしましたが、2018年10月に声を担当していた辻谷耕史さんが急逝されました。

光彦と元太がヒデのファンという設定のため、出番がなくなることはないと思いますが…。

もともと声付きで出演することは少ないキャラクターでしたので、後任の声優さんが決まるのはかなり先になるかもしれません。

 

 

桃井刑事(後藤哲夫さん→?)

アニメ第695話『葡萄畑に薔薇の花』に登場した、山梨県警の桃井刑事。

アニメオリジナルのキャラクターです。

演じていた後藤哲夫さんが2018年11月6日に亡くなられたため、再登場の可能性はほぼなくなってしまいました。

今後新しく山梨県警の刑事が出るとしても、別のキャラクターが用意される可能性の方が高そうですね。

 

後藤哲夫さんは、桃井刑事の他にも複数のキャラクターを担当しています。

  • アニメ第34~35話『山荘包帯男殺人事件』の角谷弘樹
  • アニメ第284~285話『中華街 雨のデジャビュ』の伊東基伝
  • アニメ第544話『不協和音を奏でる手』の坂本勇樹
  • アニメ第565話『見てない目撃者』の野田正男
  • アニメ第891~892話『幕末維新ミステリーツアー(山口編/萩編)』の宝田昭彦

コナンに複数回にわたって登場された声優さんでした。

もう後藤さんの声を聞けなくなるのは寂しいですね。

 

 

浦思青蘭・常盤美緒(藤田淑子さん)

劇場版『世紀末の魔術師』に登場した浦思青蘭(ほしせいらん)と、劇場版『天国へのカウントダウン』に登場した常盤美緒。

この2人を演じていた藤田淑子さんが、2018年12月28日に亡くなられました。

浦思青蘭は逮捕され、常盤美緒に至っては作中で殺害されてしまっていますので、声優が交代して再登場する可能性はありえませんが…。

2人とも非常に印象に残る良いキャラクターでしたので、藤田さんが亡くなられたことはとても残念です。

 

藤田淑子さんは

  • 一休さんの一休
  • キテレツ大百科のキテレツ(木手英一)
  • デジモンアドベンチャーの八神太一
  • キャッツアイの来生泪
  • ガラスの仮面(2005年版)の月影千草

などが代表作でした。

 

ONE PIECEのシャーロット・リンリン(ビッグマム)も担当されていましたが、2017年からベルモット役の小山茉美さんに交代していました。

 

籏本祥二・新見謙介(有本欽隆さん)

アニメ第22-23話『豪華客船連続殺人事件』に登場した籏本祥二や、劇場版『水平線上の陰謀』に登場した新見謙介役などを担当された有本欽隆さんが、2019年2月1日に亡くなられました。

『豪華客船連続殺人事件』はコナンアニメで初めて前後編に分けて放送された事件なので、印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

しかも籏本祥二はこの事件のあと、アニメ第76話『コナンvs怪盗キッド』で再登場を果たしています。

鈴木財閥のパーティに呼ばれるなど、鈴木財閥とつながりがあったキャラクターのため、もしかしたら今後も再登場の機会があった…かも?しれないキャラクターでした。

 

有本欽隆さんは他にも

  • アニメ第325-327話『炎の中に赤い馬』の曽我操夫
  • アニメ第610-613話『被害者はクドウシンイチ/犬伏城 炎の魔犬』の犬伏禅也
  • アニメ第829話『不思議な少年』の長井徳治郎

などを演じられていました。

 

コナン以外では、『ONE PIECE』の白ひげことエドワード・ニューゲート役が有名でした。

 

 

死亡以外の理由で声優が交代したキャラクター

毛利小五郎(神谷明さん→小山力也さん)

途中で声優が交代したキャラクターの中で、最も有名なのが毛利小五郎ではないでしょうか。

2009年に神谷明さんが降板し、小山力也さんが後任になりました。

神谷さんは『毛利小五郎役を解任させられた』と語っていますが、降板理由の詳細は明らかになっていません。

円満な交代ではなかったことだけは明らかですね。

 

テレビアニメの名探偵コナンは

  • 原作回
  • アニメオリジナル回
  • 過去回の再放送(デジタルリマスター版)

の3種類がローテーションで放送されているため、現在でも再放送で神谷明さんが演じる毛利小五郎の声を聞くことができます。

 

ちなみに小山力也さんは、毛利小五郎役以前にも名探偵コナンに登場しています。

  • イーサン・本堂(本堂瑛海・本堂瑛祐の父親)
  • 劇場版『探偵たちの鎮魂歌』の竜 阿茶

他にもTVシリーズに何度か出演していますよ。

 

円谷光彦(大谷育江さん→折笠愛さん)

2006年に大谷育江さんが一時降板していたため、休養中の代役を折笠愛さんが務めていました。

アニメでは第425話、427話、428話、435話、436話の5話のみ。

劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌』の光彦も折笠愛さんです。

 

折笠愛さんは

  • 新機動戦記ガンダムWのカトル
  • ロミオの青い空のロミオ
  • 名探偵コナンの浅井(麻生)成実
  • 名探偵コナンの目暮みどり(目暮警部の妻)
  • 名探偵コナン 劇場版『ベイカー街の亡霊』のヒロキ・サワダ/ノアズ・アーク

などを演じられています。

なんと『ピアノソナタ月光殺人事件』の成実先生や目暮警部の奥さんも折笠さんだったんですね!

 

個人的に、大谷さんの光彦は可愛らしさと無邪気さが強いのに対し、折笠さんの光彦は賢さが前面に押し出されているように思います。

『探偵たちの鎮魂歌』では、普段と違う光彦が楽しめますよ。

 

沖野ヨーコ(天野由梨さん→長沢美樹さん)

ヨーコちゃん役の天野由梨さんは2000年に一時的に声優を引退したため、長沢美樹さんが後任を務めることになりました。

その後天野さんは声優業に復帰しましたが、ヨーコちゃんの声は長沢さんのまま。

天野さんはゲストキャラクター役の声優として、たびたびコナンに登場しています。

 

交代説があるものの交代していないキャラクター

遠山和葉(宮村優子さん)

和葉役を務めているのは宮村優子さんです。

宮村さんはコナンのアニメ放送開始からずっと和葉の声を演じ続けており、声優が交代したことはないのですが、和葉の声優が交代したという根強い噂があるようです。

というのも、宮村さんの声や演技がずいぶん変わってしまっていた時期があるからなんですね。

  • アニメ第710-711話『みんなが見ていた』
  • アニメ第712-715話『服部平次と吸血鬼館』

あたりでの変化が顕著です。

 

 

宮村さんは2007年にバセドウ病であることを公表しました。

病気の影響で声が思うように出なくなり、名探偵コナンの諏訪道彦プロデューサーに降板を相談したこともありましたが、諏訪さんがそれを拒否。

とにかく病気を治すことに専念しつつ、和葉役は続投でという判断をされました。

 

その後無事持ち前の声と演技を取り戻し、今では昔と変わらない元気な和葉の声を演じてくださっています。

2017年の劇場版『から紅の恋歌』では、病気の影響はまったく感じさせない演技でしたね。

 

 

さいごに

こうして挙げてみると、意外と多くのキャラクターが途中で声優交代していることがわかります。

声優さんの死去による交代は、ご長寿作品には避けられない問題ですね。

コナンが長く続けば続くほど声優が変わるキャラクターが増えていくということなので、アニメが長く続いて欲しいような、メインキャラクターの声が変わる前に終了してほしいような、複雑な気持ちです。

 

とはいえ、声優が変わったキャラクターは、交代前後でどのように変わったのか演技を聴き比べるという楽しみ方もあります。

どちらが良い悪いではなく、どちらの魅力も受け入れて楽しんでいけるといいですね。

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