伊達航の登場回まとめ!高木刑事との関係と伊達が背負った役割【警察学校組】

伊達航の登場回まとめ!高木刑事との関係と伊達が背負った役割【警察学校組】

最近、安室透=降谷零の警察学校時代の同期として注目を集めているのが

  • 松田陣平
  • 萩原研二
  • 伊達航
  • 諸伏景光

の4人です。

 

既に亡くなっている4人ですが、この中で一番長生き?したのが伊達航です。

 

警察学校組って何?降谷零の警察学校時代の同期たち

 

 

同期4人のうち、萩原・松田の2人は安室透よりも先に登場したキャラクター。

しかし伊達・諸伏の2人は安室透登場後に作られたキャラクターなので、安室透との関わりが原作でしっかり描かれています。

 

この記事では、伊達のプロフィール、伊達と安室透との関係、伊達が作中で果たした役割についてまとめてみました。

 

 

伊達航とはどんなキャラクター?

基本的なプロフィール

氏名:伊達航(だてわたる)

所属:警視庁捜査一課強行犯捜査三係

享年:(おそらく)28歳

命日:2月7日

家族構成:両親(東京在住) 兄弟がいるかは不明

声優:藤原啓治

 

彼は非常に優秀な人物だったようで、『警察学校の成績もトップだった』という噂が高木刑事の耳に入っています。

しかし、伊達本人はこれを否定しています。

バーカ!そいつはガセネタ、俺はいつも2番だったぜ…

頭も体もアイツには一度も敵わなかったからな…

引用:名探偵コナン 第77巻『最強の先輩』

 

伊達を抑えてずっとトップに立っていたというのは、降谷零のことですね。

伊達は降谷に次いで2番だったということですが、充分すごい成績です。

 

また、佐藤美和子からは

私と1つしか違わないのに、伊達さんは老け顔だったし…

引用:名探偵コナン 第76巻『ワタル・ブラザーズ』

と言われています。

確かに、警察学校組の中ではひとりだけずいぶん年上に見えますね。

 

死因

伊達航の死因は交通事故です。

落とした手帳を拾おうとして、居眠り運転の車にはねられました。

 

高木刑事と2人で徹夜で張り込みをしており、朝方帰る途中での事故でした。

つまり高木刑事は伊達刑事が事故に遭った瞬間その場に居合わせており、伊達刑事から遺品となる手帳を託されています。

伊達刑事の手帳については、詳しく後述します。

 

伊達刑事が交通事故死したことにより、恋人のナタリー・来間さんが失意のあまり自殺。

ナタリーさんの遺体を引き取りに来る途中で彼女の両親も事故死してしまうという、なんとも悲劇的な死の連鎖が起こってしまいました。

 

伊達航の登場回

アニメ第681-683話 命を賭けた恋愛中継

単行本第76巻 FILE.9~第77巻 FILE.2に相当するエピソードです。

 

誰にも行先を告げずに泊りがけで出かけていった高木刑事が、何者かに拉致されてしまいます。

警視庁の前で少年探偵団が謎の老人に手渡されたタブレット端末には、どこかの建築現場に監禁されている高木刑事の映像が映し出されていました。

高木刑事の居場所や犯人を突き止めるために奔走するコナンたち。

犯人は『高木刑事がナタリー・来間さんをフッたせいでナタリーさんが自殺した』と思い込み、復讐のために高木刑事を拉致監禁してしまったというオチでした。

 

名前が同じ『ワタル』だったために伊達刑事と高木刑事を間違えたんですね。

しかもナタリーさんの自殺の理由はフラれたからではなく、伊達刑事が交通事故死してしまったため。

犯人も服毒自殺をしてしまうという、なかなかにショッキングな事件でした。

 

伊達刑事は1年前に亡くなっているため、このエピソードでは高木刑事や佐藤刑事の回想でのみ登場しています。

また、降谷零が伊達航の墓参りに行くシーンも描かれています。

 

 

未アニメ化 妖精の唇(フェアリー・リップ)編

単行本第96巻 FILE.4~7にあたるエピソードです。

 

ある刑事のロッカーの中に入れっぱなしになっていた小包が、長野県警の諸伏警部宛だったことが判明。

中身を確認するために諸伏警部が警視庁まで出向いてきました。

 

この『ある刑事』というのが伊達航のこと。

伊達刑事が亡くなってから1年、小包はずっと彼のロッカーに放っておかれていたそうです。

ロッカーの中から発見された小包を渡すため、佐藤刑事が諸伏警部に連絡をとったようですね。

 

もちろん伊達刑事は亡くなっていますので、回想のみの登場です。

 

 

ゼロの日常 第1巻 TIME.7『眠れないんですか?』

ゼロの日常でも、警察学校組が描かれています。

降谷零のパソコンの中に、警察学校時代の写真が保存されていることが判明。

その写真に伊達航が写っていました。

 

伊達航の人間関係

降谷零との関係

警察学校組の代でトップの成績を誇っていたのが降谷零。

2番手だったのが伊達航でした。

 

伊達は降谷のことを高木刑事にこう話しています。

引用:名探偵コナン 第77巻『最強の先輩』

 

伊達航は降谷零に頭も体も一度も敵わなかったと言っており、降谷の優秀さをしっかり認めています。

しかしその一方で、無茶しがちな性格であることも見抜いていたんですね。

警察学校の頃からやんちゃだった降谷と、それを見守っていた伊達…という関係性が想像できます。

 

ちなみのこの後のコマで、伊達はこんな発言もしています。

刑事といえど命は1つ…

そいつの張り所を間違えるんじゃねぇぜ?

引用:名探偵コナン 第77巻『最強の先輩』

 

高木刑事が捜査一課に配属されたのは、松田陣平の死後です。

また、降谷零が死んだかもしれないと思っていることから、まだ降谷から諸伏の遺品を受け取っていない時点での会話であることがわかります。

つまりこの時点で、伊達刑事はこういった状況にありました。

  • 警察学校の同期である萩原研二と松田陣平を亡くしている
  • 降谷零と諸伏景光の両名と連絡が取れず、少なくとも降谷は既に死んでしまっているかもしれないと思っている

親しかった警察学校の同期たちが4人とも亡くなっているかもしれない状況。

少なくとも2人は確実に亡くなっているわけですから…。

命の張り所を間違えるな』と高木刑事に言った時、伊達刑事はどんな心境だったんでしょうか。

 

 

ちなみに降谷零が伊達航の死を知ったのは、『命を賭けた恋愛中継』の時です。

事情聴取のために警視庁に呼ばれた降谷ですが、コナンや少年探偵団に会った際に

まぁ、ここに来たのは別の用があったのもあるけど…

(中略)

もう用は無くなったから…

引用:名探偵コナン 第76巻『高木刑事からの贈り物』

と発言しています。

また、『命を賭けた恋愛中継』のラストで、降谷零は伊達の墓参りをし、生前伊達から受け取ったメールを消去しています。

 

このことから、降谷は伊達が死んだことを1年間知らずにいたことがわかります。

事情聴取のために警視庁に呼ばれたため、ついでに伊達に接触しようとしたが、既に亡くなっていたために『もう用はなくなった』というわけですね。

 

 

高木渉との関係

伊達航は高木刑事の教育係をつとめていました。

名前が同じ『ワタル』だったこともあり、伊達は勝手に『ワタル・ブラザーズ』と触れ回っていたそうです。

 

伊達刑事は警察学校でトップだった同期(=降谷零)のことを

お前のようなヒョロっとした優男だったよ

引用:名探偵コナン 第77巻『最強の先輩』

と表現しています。

つまり、高木刑事のことも『ヒョロっとした優男』だと思っていたわけですね。

なんとなく見た目には頼りなく、それも自分と同じ『ワタル』という名前を持っている…。

伊達刑事にとって高木刑事は、放っておけない可愛い後輩だったのではないでしょうか。

 

高木刑事も伊達刑事のことを深く尊敬し、伊達刑事から受け継いだ手帳を大切に使っています。

引用:名探偵コナン 第76巻『ワタル・ブラザーズ』

『早く伊達さんのような刑事になりたい』というのは、最高の誉め言葉ですよね。

亡くなった今でも、高木刑事にとって伊達刑事は憧れであり目標としている先輩なんですね。

 

 

伊達は諸伏景光の遺品を降谷零から受け取っていた

第96巻収録の妖精の唇(フェアリー・リップ)編で、諸伏景光の遺品であるスマホが彼の兄である諸伏高明の手に渡りました。

 

この遺品のスマホは

降谷零が伊達に送り、長野県警の諸伏警部に送ってくれるよう依頼

伊達はロッカーの中に入れていたが、諸伏警部に送る前に事故死

伊達の死後1年経ってようやくロッカーの中から発見される

佐藤刑事と高木刑事により、長野県警の諸伏警部に渡される

という経緯をたどっています。

 

伊達にスマホを送った送り主の名前は、封筒には書いてありませんでした。

代わりに数字の『0』が書かれており、これを佐藤刑事は『丸印がついているだけ』と言っていましたが…。

伊達にはもちろんこの『0』がゼロ=降谷零であることはすぐ伝わりました。

 

スマホが入った封筒にはメモ書きがついていましたが、そのメモの字はにじんで読みづらくなっていました。

引用:名探偵コナン 第96巻『遺品』

 

この滲みは、伊達刑事の涙によるものです

 

『諸伏高明警部に送ってくれ』というメモ、そして中に入っていたスマホを見て、伊達はそれが諸伏景光の遺品であることがわかったんですね。

萩原を失い、松田を失い、降谷と諸伏の安否がわからず心配していたところに諸伏の遺品が送られてくる…。

想像しただけでヘビーな展開です。

 

 

このスマホがいつ伊達刑事の元に送られてきたのかは、現時点では明らかになっていません。

  • 伊達刑事の事故死直前に送られてきた
  • 事故死よりかなり前に送られてきていたが、手放しにくくて諸伏警部に送るのを先延ばしにしていた

このどちらの可能性もあると思います。

 

スマホを諸伏警部に送るだけなら、降谷零自身が匿名で送ってもよかったわけですし、風見裕也あたりに頼んでもよかったはずです。

それをあえて伊達経由にしたということは、降谷は伊達に諸伏景光の死を伝えておきたかったということ。

伊達にはそんな降谷の心情もきちんと伝わっており、それが余計に涙を誘ったのではないでしょうか。

 

 

伊達航の手帳には秘密が隠されている?

高木刑事が使っている黒い手帳は、伊達航の遺品です。

伊達は事故に遭って亡くなる間際、高木刑事に自分の手帳を託していました。

引用:名探偵コナン 第77巻『遅くなった墓参り』

 

高木刑事は伊達刑事の『お前に任せた』という言葉を『ナタリーに指輪を渡してくれ』という意味に解釈しました。

ですが、伊達は『指輪を頼む』とは一切言っていないんですよね。

 

手帳を渡しながら『指輪を任せた』ではなく『こいつはお前に任せた』と発言しているのは、指輪以外にも手帳に何か用件が書いてあったからのように思えてなりません。

 

高木刑事は手帳のカバーに指輪が入れてあったことに気づくまで1年かかっています。

つまり、伊達から受け継いだ手帳を、隅から隅までチェックしてはいないことがわかります。

 

 

もし他にも、伊達がやるべきことを手帳にメモしていたとしたら?

たとえば『長野県警に小包を送る』だとか、そういったタスクを手帳に書きこんでいたとしたら?

それを丸ごと高木刑事に託したつもりが、高木刑事が気づいていないだけだったとしたら?

 

場合によっては、降谷零についても何かメモ書きがある可能性があります。

伊達刑事の手帳には、まだ何か秘密が隠されている気がします…。

 

 

余談ですが、第90巻・アニメ第866-867話『裏切りのステージ』で、安室・沖矢・ベルモットの3人がこの手帳に『ゴメンな』という言葉を書き込んでいます。

 

引用:名探偵コナン 第90巻『裏切りの行方』

 

この手帳が伊達の遺品であることに、安室が気づいていたかどうかは不明ですが…。

ずっと降谷零の安否を心配していた伊達の遺品に、降谷が『ゴメンな』という言葉を書き込んだという事実が、なんだかとても悲しいですよね。

 

この一件により、高木刑事の手帳には

  • 安室透(降谷零)
  • 沖矢昴(赤井秀一)
  • ベルモット(シャロン・ヴィンヤード)

の直筆が残されたことになります。

今後筆跡鑑定などが必要になった場合、この手帳が切り札になるのではないでしょうか。

ベルモットがシャロンであることを証明する時などに有効な気がするのですが…。

 

本人が知らないうちに、高木刑事の手帳の価値がどんどん上がっていっているのが気になりますね。

 

さいごに

伊達航が原作で描かれている主なエピソードは『命を賭けた恋愛中継』のみですが…。

そのたったひとつのエピソードだけでも

  • 彼が優秀な警察官だったこと
  • 高木刑事に慕われる良き先輩であったこと
  • 降谷零の安否を気にする面倒見の良い性格だったこと

などが読み取れます。

 

フェアリー・リップ編では、諸伏景光の遺品のスマホを諸伏警部に渡すための中継点としての役割も(もう亡くなっているとはいえ)一応果たしました。

 

今後『ゼロの日常』で描かれる警察学校編では、間違いなく描かれることが決まっている伊達ですが…。

コナンの本編でも、また何かしら登場の機会があればいいなと思います。

高木刑事が持っている手帳絡みのエピソードに期待します!

 

諸伏高明・諸伏景光(スコッチ)のプロフィールと登場回まとめ!

 

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