サンデー15号『名探偵コナン』FILE.1089「半開きの扉」感想・ネタバレ

サンデー15号『名探偵コナン』FILE.1089「半開きの扉」感想・ネタバレ

2022年3月9日発売の少年サンデー15号は『名探偵コナン』本編のシリーズ第2話が掲載されています。

 


横に4つ繋がる長い表紙!

サンデーSなので、完成までに4か月かかりますね…!

 

ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。

未読の方はご注意ください。




FILE.1089「半開きの扉」感想・ネタバレ

前回、部屋の中で倒れている株本さんをベランダから見つけたコナンと平次。

今回、いきなり黒田管理官がベランダにあった植木鉢で窓ガラスを叩き割りました!

始まってすぐ黒田管理官がカッコよくて、もうあまりにもカッコよすぎて言葉が出ませんでした…。

管理官はまだ株本さんが生きているかもしれないため、一刻の猶予もないと判断してガラスを割ったんですよね。

冷静沈着に行動していて、さすが警察官です。

 

一方、管理官と一緒に部屋の中に入った小五郎は、テーブルの上にあった大量のキャンディを床に落としてしまいます。

この時紅葉が何かに驚いていますが…。

聴覚に優れたキャラってコナンでは紅葉しかいないので、『音』がらみのトリックの時は重宝しますね(笑)

 

 

京都で殺人事件が起こったため、やってくるのはもちろん京都府警!

ということで、久しぶりに綾小路文麿警部が登場しました~!

修学旅行ぶり、2度目の原作登場です!

綾小路警部は劇場版には5作品も出ているのに、原作にはほんっとうに出番がなくて…!

やっと、やっと2度目の登場です…!

 

名探偵コナン・京都府警の綾小路文麿警部を徹底解説!登場回一覧も

なんだかイケメン度が増してません!?と思ったら、眉毛が以前より長くなりましたね!

こっちの方がカッコイイです…!

修学旅行の時は目の下に線を描かれがちだったのが、今回は一切なくなったので目元が若々しい印象になりました。

どのコマを見ても美形!

今回はもう綾小路警部の顔ばかり見ていて、セリフがちっとも頭に入ってきていません(笑)

 

 

窓ガラスを割って中に入った黒田管理官に、綾小路警部がチクリと嫌味を言っていたので笑ってしまいました。

そういういかにも京都人みたいなこと言うんだ…!

 

 

しかし、綾小路警部が株本さんを「服毒自殺で決まり」と言ってしまったのはちょっと残念でした…。

修学旅行の時、せっかく新一に

割と切れる人だから心配ない

と言われていたのに…。

コナン、平次、そして黒田管理官を立てるために、綾小路警部がちょっと貧乏くじを引く形になってしまいましたね。

いつも警視庁のメンツがやっていることではあるのですが…。

 

 

綾小路警部が関係者から話を聞いている時、紅葉が平次と腕を組み、平次の腕に自分の胸を押し付ける形に。

そこでデレデレするからダメなんだよ平次は…!

男子高校生だから仕方ないんですかねえ…。

和葉のことが好きなら、胸の大きさで紅葉に照れたりしないでほしいのですが…。

平次がダークサイド(笑)に落ちそうになっていることを察知している和葉がすごすぎますよね。

紅葉が絡むと、和葉が一人でヤキモキさせられる羽目になってちょっと可哀想です。

 

 

誰かが株本さんに睡眠薬を飲ませたはずだが、そのチャンスはあったのか?という話をしている綾小路警部たち。

黒田管理官が株本さんの口からピザのガーリックとチーズの匂いがした、と発言しました。

株本さんはピザを切り分けただけで食べてはいないはずなのに。

ダイエットしろって医者から言われてピザを食べなくなったのに、その甲斐なく太ったままだった…というのが怪しいですよね。

ピザを切り分けるとき、誰にもバレないようにピザを食べていたから痩せなかったのでは?

 

 

ピザの匂いをかぎ分けた黒田管理官、獣の匂いがするような…とも言い出しました。

ここでギクッとする綾小路警部(笑)

獣、連れてますもんね。

スーツの胸ポケットに入っているシマリスちゃんに

マロちゃん…

と囁く綾小路警部。

ついにシマリスちゃんの名前が原作に出ました!(笑)

 

 

SDB  JUSTICE  PLUSの質問コーナーでシマリスの名前を聞かれた青山先生、

マロだったりして(笑)

と答えておられましたが…。

ついに正式に原作に登場したので、マロちゃんで確定ですね!

 

 

しかし黒田管理官に指摘されてギクッとする綾小路警部、マロちゃんを現場に連れてくるのは悪いことだという自覚はあったんですねえ…(笑)

もうずっと堂々と連れ歩いているので、開き直っているのかと…。

 

 

また場面が変わって、おはぎ10色セットを食べるために『大多福屋』にやってきた蘭と和葉。

ここのモデルは『小多福』さんですね。

ここで伊織が気になる癖を見せているのですが…。

それについては後述します。

 

 

株本さんが殺される動機について話しているうち、自殺したという行田仁香さんの話が出てきました。

黒田管理官が気にしていた件ですね。

彼女が亡くなった後、株本さんが棒付きキャンディを見ながら

そうかわかった!この舞台は絶対に当たる!

と言ったそうですが…。

 

それを聞いた紅葉が『毛利探偵が床に落としたキャンディの中に、音もしないでポーンと高く弾むものが混ざっていた』と発言。

それを聞いたコナンと平次には密室トリックが解けたようです。

うーん、今回はさっぱりわからないですね…。

 

 

伊織の癖と黒田との関係

蘭たちを大多福屋に連れてきた時、車から降りた伊織は周囲を見回し、警戒するそぶりを見せています。

癖のようなモノなので…お気になさらず…

と言っていますが、執事の癖にしてはおかしいですよね。

 

伊織にはどうしてこんな癖があるのか…と考えると、元々SPやSSだった可能性が浮かんできます。

黒田の事を信頼しているような発言もしていましたので、伊織にSPとしての技術を教えたのは黒田だったりするのでしょうか?

黒田は大岡家の御隠居と知り合いのようですから、そもそも大岡家に伊織を紹介したのが黒田だったり?

 

ただネックなのは、黒田には『意識不明で10年近く入院していた』という設定があること。

伊織は30歳なので、10年前にもうSPを辞めて執事に転身して…となると若すぎますよね。

黒田が入院していたという設定が『秘密裏になんらかの仕事をするためのフェイク』だったら辻褄が合うのですが。

 

伊織のように『絶えず周囲を警戒し、危険な相手なら瞬時に制圧する能力に長けた人物』といえば浅香が思い出されますが…。

先述のように伊織はまだ30歳なので、17年前の羽田浩司の事件とは直接は関係なさそうです。

 

黒田と伊織、黒田と大岡家のつながりの秘密は、次回明らかになるのでしょうか。

 

 

次号解決編とは書いていませんが、たぶん解決編ですよね。

事件の真相だけでなく、黒田・伊織・大岡家の方も何かが判明することに期待します!

マロちゃんが黒田管理官に見つかった時の綾小路警部の反応も楽しみですね(笑)

多分見つかりますよねえ…黒田管理官がまずどういう反応をするのかな。

 

 

次号予告

次号のサンデー16号には、なんと『名探偵コナン』と『ゼロの日常』両方が掲載されます!

コナンが休載の時にゼロティを掲載します…ということで連載が始まったはずが、いつのまにやら両方休載が当たり前のようになっていましたが…。

両方掲載というのは珍しいですね。

サンデー創刊63周年記念ということで、表紙も凄そう!

いろいろと楽しみです。