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サンデー14号『名探偵コナン』FILE.1088「甘い罠」感想・ネタバレ

サンデー14号『名探偵コナン』FILE.1088「甘い罠」感想・ネタバレ

2022年3月2日発売の少年サンデー14号は『名探偵コナン』本編のシリーズ第1話が掲載されています。

 

「きょうとスイーツ」と「アメちゃん」から、平次たち関西組が登場することはわかるのですが…。

 

 

ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。

未読の方はご注意ください。




目次

FILE.1088「甘い罠」感想・ネタバレ

今回はいきなり美味しそうなスイーツからスタート！

店名が出てるのでリアルだな…と思って調べてみたところ

がそれぞれ元ネタになっているお店のようですね。

蜂屋は「みつばち」かな？

本家のメニューが忠実にイラスト化されてる…！

コナンファンの新たな聖地ができてしまいましたね（笑）

 

 

スイーツの食べ歩きを満喫している蘭と和葉。

なんでこの2人だけなんだろう？と思いきや…。

平次と小五郎をモデルにした舞台の話が持ち上がり、そのスポンサーが蘭と和葉も京都に招待してくれたうえに食べ歩きを用意してくれたからとか。

太っ腹すぎない？と思ったら、2人を乗せている車の運転手が伊織無我でした（笑）

もうこの時点でスポンサーが誰だかわかりますね。

 

 

その頃、平次と小五郎とコナンは舞台のスタッフさん達と打ち合わせ中。

舞台は平次役と小五郎役のダブル主演だそうで。

あつ森の「W主演」はこのことだったんですねー！

 

脚本家の稲場さんが小五郎の方が知名度が高いし解いてる事件の数も多い…というようなことを言うと、コナンが

だってさ平次兄ちゃん♡

とニンマリ顔（笑）

こういう顔と態度、平次にしかしないので本当笑えます。

 

 

舞台のキャストの名前は懐かしい人の名前が出てきましたね。

毛利大五郎役の剣崎修さんは第32巻『アイドル達の秘密』に出てきた俳優。

服部平一役の光本兵我くんは100巻『縁結び神社殺人事件』で出てきたばかりなので、もう再登場した！という感じですが。

剣崎さんは懐かしいですね…！

えーでも剣崎さんが小五郎をモデルにした役って、ちょっとかっこよすぎちゃうんじゃないですか（笑）

 

 

脚本では平次の許嫁が出てくるとのことで…もちろんそのモデルは大岡紅葉！

この舞台のスポンサーは予想通り大岡家ですね！

大岡コンツェルンのご隠居が「舞台に出資する代わりに孫娘を模した登場人物を出してくれ」と頼んだそうで。

紅葉が頼んだんだろうなあ…という感じですけれども。

 

 

そこへ演出家の株本さんがもう一人のスペシャルゲストを連れてくるのですが…。

それがなんと黒田兵衛でした！

わー！黒田管理官！

2019年3月に本誌掲載された第97巻『36マスの完全犯罪』に登場したのが最後なので、実に3年ぶりの登場です。

嬉しすぎて頭がどうにかなりそうでした…ずっとお待ちしておりました…！

 

 

小五郎が

ってアンタ、長野県警の捜査一課長じゃなかったっスか？

と尋ねていたので今更何を言ってるんだ！？とちょっとびっくりしてしまったんですが…。

そうですね、小五郎は長野が舞台の第86巻『県警の黒い闇』の時に会ったきりでしたもんね…。

コナンと読者は黒田さんが警視庁捜査一課の管理官になったことはとっくに知っていましたけど、小五郎には知る機会がなかったか…。

 

 

ここで黒田管理官、何気にすごいことを言っています。

丁度、京都に来る用があったのでご隠居にも挨拶をと大岡家に立ち寄っただけだったのですが…

黒田管理官と大岡家、繋がりがあるんですね…！？

第98巻『大岡紅葉の挑戦状』で、羽田家と大岡家に繋がりがあることが明らかになっています。

黒田管理官が大岡家と繋がっているとなると、黒田関係で羽田浩司の事件が進展する可能性が出てきましたね。

 

 

蘭と和葉の運転手を務めている伊織が黒田のことを

私なぞよりも数段頼りになるお方

と評しているのもなかなかすごい…！

伊織が安心して紅葉を任せられる相手として認識しているということは、伊織はそこそこ黒田と面識があり、人となりを知っている…？

大岡家と黒田さん、いつからどんな付き合いがあるのでしょうか。

 

 

いざ関係者でシナリオを確認するシーン。

黒田さん、交番の巡査が老婆からアメをもらうシーンが単純収賄罪に相当するとか、巡査の口調が乱暴すぎるとか、すごい真剣に意見してて可愛いですね（笑）

3年ぶりに登場したと思ったら、威厳のある謎のキャラからちょっと可愛い管理官になってた…。

 

 

ここで演出家の株本さん、仮眠をとると言って別室へ行ってしまいました。

それを見送り、淡々とまた話し始める黒田さん（笑）カワイイ…。

紅葉がちゃんと黒田さんにお礼を言ってるの、さすがお嬢様って感じでいいですね。

黒田さんと紅葉、この先も共演する機会があったりするのかな…。

本当に大岡家とどういう関係なんでしょう。

 

 

この後用があると言って帰ろうとした黒田さんですが…。

帰り際に

先日亡くなられた女優の行田仁香さん…彼女は株本さんと親しかったようですが…自殺の原因を何か聞いておられますか？

と物騒な発言。

彼女のファンだったと仰ってますが…いやいや嘘でしょ、芸能界に興味あるタイプじゃないでしょ！？と疑ってしまいます。

 

 

紅葉が

どうせやったら株本さんに挨拶して帰らはったらどォです？

と黒田さんに言ったため、みんなで株本さんを起こしにいくことに。

しかし何かに引っかかってドアが開きません。

遺体に引っかかってドアが開かないやつだ…！

ということで、この辺は第78巻『密室にいるコナン』を思い出しますね。

 

 

仁香さんの時と同じじゃないか！？と言い出した軽尾プロデューサー。

服毒自殺した仁香さんも、遺体がドアを塞ぐように倒れていたんだとか。

 

2階の部屋なので、平次がハシゴを使ってベランダに登ったところ、ドアの前で倒れている株本さんを発見しました。

近くにあるのは中身がこぼれたペットボトルですね。

仁香さんと同じく、株本さんも毒で死んだみたい…というところで、シリーズ第1話は終了です。

 

 

気になるのは株本さんがずっとアメを舐めていたことと、一人だけピザを食べていなかったこと。

ここに何らかの秘密がありそうですが…。

 

 

平次も黒田さんもいるので、今回は眠りの小五郎の出番はなさそうですね～。

しかもここは京都なので、次回は綾小路警部が出るんじゃないですか！？

綾小路警部は修学旅行以来出ていないので、黒田管理官以上にお久しぶりです…！

 

 

黒田管理官も綾小路警部も大好きなんですが、2人ともどうにも出番が少ないんですよね…。

ラム候補3人のうち、脇田と若狭先生はコンスタントに出ているのに、黒田管理官は雪山編以降3年間音沙汰なしで。

それが京都で登場して、綾小路警部と共演の可能性とは…！

もう本当に本当に嬉しいです。

今回はそれで胸がいっぱいで、事件の方が全然頭に入ってこないです（笑）

 

平次と和葉のラブコメは多分今回も進展しないだろうなという諦めモードなので…。

せめてかっこ悪くなっちゃう平次が描かれないといいな、というささやかな期待をしています。

 

 

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