サンデー13号『名探偵コナン』FILE.1047「持ってたよ…」感想・ネタバレ
2020年2月26日発売の少年サンデー13号から、『名探偵コナン』の連載が再開しました!
青山先生が、恒例のとび森で『次はヴォクスホールブリッジ』とコメントされていました。
MI6本部の近くにある橋…
メアリーさんの過去や、なんなら少女化の経緯が明らかになったりする…?ヴォクスホール ブリッジ 観光ガイド(https://t.co/MQ9m21MBLL)
— ス力ーレット (@dcscarlet1412) February 24, 2020
ヴォクスホールブリッジは、ロンドンのMI6本部の近くにある橋なんですよね。
MI6と言えばメアリーさん。
彼女絡みでストーリーが進展するのでしょうか…!?
ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。
FILE.1047「持ってたよ…」感想
蘭・園子・世良がクラスメイトの関澤祐美にバースデイパーティーに招かれ、コナンも一緒にパーティーに参加。
そこで事件が起こる…というのが今回のシリーズの大筋なんですね。
早くもメアリーが少女化した件について触れられていて、緊張感がすごいです。
コナンの口内炎と薬
コナンくん、今回は口内炎ができてるんですね。
いつも通りに話せない…というのは、変声機を使った推理ショーができないという布石でしょうか。
アニメ第331-332話・単行本第40巻『疑惑の辛口カレー』を思い出します。
ですが今回は世良ちゃんが一緒にいるので、そもそも推理ショーをするのは難しいですよね…。
口内炎の薬と一緒にAPTX4869の解毒剤を持ってきてるの、ちょっと迂闊すぎませんか!?
よりによって真純と一緒に行動する日に!
案の定真純に見とがめられ、メアリーに報告されてしまっています。
さすがに真純がコナンから薬を掠め取るのはハードルが高いのではと思いますが…。
メアリーが解毒剤を手に入れたら、すごく面白い展開になりそうです。
メアリーが薬を飲まされた経緯
ホテルで紅茶を淹れながら真純と電話をしているメアリー。
ロンドンのヴォクスホールブリッジで奴に不覚を取って赤と白のカプセルを飲まされた、と発言しています。
赤と白のカプセルともちろんAPTX4869ですよね。
メアリーが小さくなった時のことについては、以前真純が
ロンドンでパパに会いに出て行ったママが…少女の姿で帰って来たのを目の当たりにしてなきゃね!
引用:名探偵コナン 第96巻『大人びてる子』
と発言していました。
務武を名乗る何者かにヴォクスホールブリッジに呼び出され、そこでAPTX4869を飲まされたということですね。
真純のところへ帰って来たメアリーはずぶ濡れでしたが、薬を飲まされた現場がヴォクスホールブリッジということであれば、テムズ川に落ちたのかな。
メアリーに薬を飲ませることができる人物となると、メアリーよりも強いか、メアリーを油断させることができる人物。
組織の関係者であれば、相当上の立場の人間ということになりそうですが…。
そもそもメアリーはなぜAPTX4869を飲まされたんでしょうか。
薬を飲ませた相手はわざわざメアリーを呼び出しているようなので、メアリーが務武の妻であることは承知していそうですよね。
余談ですが、作中でもサンデーの表紙でも、メアリーは紅茶を淹れています。
紅茶は沖矢昴や工藤夫妻も折に触れて飲んでいますが、黒田兵衛も紅茶党だとはっきり言われているんですよね。
黒田兵衛=務武なのか、ミスリードなのか…(個人的にはミスリードであってほしいのですが)
被害者&容疑者たち
今シリーズの被害者と容疑者たちは、シリーズ1話目にして出揃っていますね。
- 関澤祐美:蘭・園子・真純のクラスメイト
- 関澤礼美:祐美の姉で人気モデル
- 櫛山認:礼美のマネージャー
- 初根継男:パティシエ
- 花崎瑞俊:ヘアメイク
殺害されたのは花崎瑞俊。
彼がかけていたメガネは暗闇で光るものだったので、コナンは彼の近くで犯人が何かしているのをうっすら確認できたんですね。
被害者の額に油性マーカーで『天罰』と書かれていましたが…。
これを書いていた犯人は左手で書いていたようなので左利き…ではなく、字がガタガタなのでわざと利き腕ではない方で書いたと考えた方がよさそう。
容疑者たちは全員右手を使っている描写があるので、全員が右利き。
右利きか左利きかで犯人を特定することはできなさそうです。
今油性マーカーを持っているのは関澤祐美ですが、彼女は犯人ではなさそう。
礼美のバッグの中には書けない油性マーカーが入っていましたが、このバッグは被害者が殺害された時には礼美と櫛山のどちらが持っていたんでしょうか。
もちろん初根が書いた可能性もありますし、1話目ではまだなんとも言えないですね。
またまた余談ですが、今回の登場人物たちの名前は風邪の症状に由来していますね。
- 関澤姉妹→せき→咳
- 櫛山認→くしゃみ
- 初根継男→はつねつ→発熱
- 花崎瑞俊→はなみず→鼻水
蘭が写真集を買っていた書店は山井書店→病。
扉絵に『交錯する思惑の中心に──薬。』と書かれており、薬にまつわるエピソードなので、この名づけになったのかな。
シリーズ1話目はひたすら謎の連続。
次号以降で、さらにメアリーについての描写が増えることを期待しています。
応募者全員サービス:松田編&伊達編のネームノート
今週のサンデーから、新しい応募者全員サービスの受付が始まりました。
警察学校編のネームノートです!
今回は松田編と伊達編の2冊セット。
しかも表紙と背表紙は青山先生の描きおろしイラストです!
公式サイトで一部チラ見せされていますが、セリフまできっちり書かれているので、細部までじっくり眺めて楽しみたいですね。
応募者負担額は3,500円。
応募締め切りは4月1日です。
- 前の記事
サンデー11・12号『コナン警察学校編』CASE.5&CASE6感想・考察(ネタバレ有) 2020.02.20
- 次の記事
サンデー14号『名探偵コナン』FILE.1048「何故泣いている…」感想・ネタバレ 2020.03.05
コメントを書く