サンデー46号『名探偵コナン』FILE.1062「計略の街角」感想・ネタバレ
2020年10月14日発売の少年サンデー46号は、『名探偵コナン』本編のシリーズ第2話が掲載されています。
週刊少年サンデー46号、本日発売!
身元不明の外国人の他殺体が相次いで発見された事件。
狙われたのはFBIの捜査官たち…そして犯人は、黒ずくめの組織!
漆黒の魔手がFBIに迫る…!?
『名探偵コナン』〈FBI連続殺害事件〉第2話!#コナン pic.twitter.com/HhErc4NHLn— 江戸川コナン (@conan_file) October 13, 2020
FBI連続殺害事件という字面の緊迫感がすごいですね。
ここからコナン本編のネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。
FILE.1062「計略の街角」感想・ネタバレ
今回は前回の暗号の解答からスタート。
暗号の解き方、合っていたので満足です。
FBIは暗号を解くのに専用のツールを使っているそうですが、私はお絵描きアプリを使って解きました(笑)
コナンは頭の中だけで反転して組み合わせてって解読してるので、本当にすごいですね。
組織に暗号が解読されたのを逆手にとって、組織をおびき出すことにしたFBIですが…。
赤井さんが
ボウヤはどう思う?
とコナンの考えを聞いていたのがいいなと思いました。
赤井さんからコナンへの信頼が垣間見えるセリフですよね。
(でも当の赤井さん、最近ちょっと影が薄いんですよね…。
表に出て活躍できる立場じゃないのは重々わかってるんですが…)
キャメルが待ち合わせ場所に行く役に志願した時、赤井さんが帽子をキャメルに渡していましたが…。
その帽子、どこから出したの!?ということが気になって気になって(笑)
ジャケットに手をかけてるんですけど……懐に入れてたんですか…?
赤井さんの「忘れたか?」から始まる一連のセリフ、私も『そういえばそうだった!』という反応をしてしまいました。
とはいえ、赤と黒のクラッシュの時にジンたちはキャメルの顔を正面から見たわけではないですし…。
赤井さんに比べれば危険度はかなり低いとは思いますが、散々素顔で出歩いておいて今更……と思ってしまいました。
ここにきて急にキャメルにフラグを立てるの、何かありそうで怖いですね。
ジョディが作った新しい暗号を傍受して解読したベルモットたち。
ここでジンが
大事の前だ…邪魔なハエ共は1匹でも多く…
と言っていますが、既視感のあるセリフです。
『標的は警視庁交通部』のラストで、黒田兵衛が言っていた
大事の前だ…余計な火は消しておくに越した事はないからな…
引用:名探偵コナン 第96巻『「ミケ」じゃなくて』
とそっくりなんですよね。
黒田はバーボンから組織の情報を得られる立場にいるため、黒田=組織の人間=RUMというのはミスリードかと。
ジンと黒田が同じ『大事の前』だから…と気合を入れているのはわかりますが、その『大事』がなんなのかというのがまだ見えてきませんね。
大事の前にFBIを減らしておきたいという組織の思惑、真相はどこにあるんでしょうか。
さて、ジンたちがそれぞれ動こうとしていた時に、音声だけとはいえRUMが登場しました!
『待て…』というセリフで割って入ってくる演出は、『純黒の悪夢』と同じでワクワクしますね。
場面が変わって、果出風町1-4の駐車場で組織を待ち受けるキャメルたち。
組織がなかなか現れないため、ジョディが暗号を書き間違えたのではないかと疑われていて可哀想です…。
外部から駐車場を見張っていたFBIが、次々キャンティやコルンに狙撃されていきます。
キャンティが
FBIの奴らビビりまくってる♪
と反応を楽しんでいる節がありますし、ジンもマークやキャメルの頭ではなく車体を撃っていますから、ここでの彼らの目的はFBIを皆殺しにすることではなさそう。
ところでこのシーン、ジンが右手でライフルの引き金を引いてるんですが…。
作画ミスかな?
暗号を解読して罠だと気づいたRUMが、ジンたちに何らかの指示を出したのは確実ですが…。
キャンティがキャメルの車を追跡していることから、キャメルがFBIのアジトに戻るよう仕向けて居場所を知り、一網打尽にする作戦でしょうか…?
キャメル、まさかこの状況で工藤邸に帰らないですよね…?
一方、帰宅した優作と有希子。
優作はジェイムズたちから事情を聞き、ジョディが作った暗号を見ます。
ここで
- ジョディが帝丹高校の教師をしていたこと
- 澁谷夏子という小学校教師と知り合いだということ
この懐かしい設定が生きてくるとは…!
緋色シリーズ、もはや懐かしいですね。
まさかまた澁谷先生の名前が登場するとは思いませんでした。
優作がジョディに「澁谷先生から色々教わったのでは?」と確認しているのを聞き、コナンも何か気づいた様子です。
これはローマ字のFuとHuの表記の違いに気づかれたんですね。。
最初の暗号は『Furuito』とヘボン式で『Fu』表記。
ですが今回ジョディが作った暗号は『KAdEHu』と訓令式で『Hu』表記になっています。
前回登場した2つの暗号と、今回の暗号を作った人間が違うということにRUMは着目したわけですね。
RUM、頭がいい…!
RUMは音声でしか登場していませんし、口調もこれといって特徴がないので、黒田・若狭・脇田の誰であっても驚かないような……誰であっても驚くような…。
今回のシリーズで、まさかRUMが誰なのか明かされたり……しないでしょうか?
それにしても、今回は攻守逆転で組織優勢に持って行くためとはいえ、ジョディがハズレくじを引かされていてちょっと可哀想でしたね。
結果的にそうなってしまったというだけで、ミスと言うほどではないと思いますが。
優作がいると、コナンと赤井さんの見せ場が作りにくいのかなーというのも感じます。
2人とも優作にはかなわないので…。
現場に出れば赤井さんも活躍できるのに、まだ表舞台に立てないのが歯がゆいですね。
赤井さんが動くとキールが危険にさらされてしまうので…。
彼女は無事に組織を脱してほしいですが、CIAの仕事をするためにはそう簡単に抜けられないのがジレンマです。
大和敢助・諸伏高明の香水 発売決定!
もう何種類出たかわからない、名探偵コナンの香水シリーズ。
長野県警の大和警部・諸伏警部の香水の発売が決定しました!
【新商品のお知らせ】
名探偵コナン 香水シリーズの新作『名探偵コナン ポリスパフューム・イン・ナガノ -空城の計-【大和敢助・諸伏高明の香水】』の発売が決定!!!! (2021年1月下旬発売予定)ご予約はコチラhttps://t.co/yLFArWoyNt
【ご予約期間:10/14(水)0:00~10/25(日)23:59まで。】 pic.twitter.com/XQCvGJ0jAu
— ゼロジーアクト株式会社 (@zerogact) October 13, 2020
アニメで『キッドVS高明 狙われた唇』をやった直後の発表というのが…!
うまいタイミングですね。
由衣さんがいないのがちょっと残念ですが、まさか長野県警の香水が出る日がくるとは…感無量です。
大和警部の香水にはリンドウ、諸伏警部の香水にはシラカバの香りがブレンドされていますが、リンドウと白樺はそれぞれ長野県の県花と県木なんです。
絶対わかってて入れてますよね……すごく凝っていてびっくりです。
予約期間は10月25日までです。
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