ベルツリー急行でベルモットが赤井秀一に変装していた理由は?バーボンとの協力関係

ベルツリー急行でベルモットが赤井秀一に変装していた理由は?バーボンとの協力関係

降谷零は黒ずくめの組織にNOCとして潜入し、バーボンというコードネームで活動しています。

バーボンはベルモットと行動を共にしていることが多いですが…。

 

先日こちらの記事をアップしたところ、複数の方から『ベルモットは赤井秀一の死を疑っていなかったのに、なぜベルツリー急行で世良真純に接触したの?』というご質問をいただきました。

 

赤井秀一が秀吉に自身の生存を知らせている理由は?真純と秀吉の大きな違い

 

黒ずくめの組織の中で、『来葉峠でキールが赤井秀一を殺害した』ことを信じず、赤井秀一の生存を疑っていたのはバーボンのみです。

確かに、ベルモットが赤井秀一の生死を探る理由は、一見何もないように思えますよね。

 

ですがベルモットがベルツリー急行で真純に接触したことには、当然ながら理由がありました。

 

 

ベルモットは赤井秀一の死に疑問を持っていたか?

来葉峠で赤井秀一がキールに殺害されたことは、キールが身に着けていたカメラでジンが確認しています。

そのため赤井秀一の死を疑っていたのは、組織内ではバーボンただ一人でした。

 

もちろん、ベルモットも赤井秀一の死を疑ってはいませんでした。

引用:名探偵コナン 第85巻『緋色の疑惑』

 

バーボンは赤井秀一が生きているのではと疑っており、その調査のためにベルモットにも協力してもらっていました。

それについて、ベルモットはこう漏らしています。

引用:名探偵コナン 第85巻『緋色の疑惑』

 

このシーンは緋色シリーズの時のもの。

バーボンが火傷赤井に変装して登場した時も、ベルモットは彼の変装を手伝ったりしていたのですが…。

緋色シリーズの時にようやく「こんな茶番に~」というセリフが出る辺り、それまではバーボンが何の目的で赤井に変装していると思っていたのでしょうね…?

 

 

と言うことで、ここからはベルモットは赤井秀一の死を信じていたということを前提に話を進めていきます。

 

 

ベルモットがバーボンに協力していた2つの理由

ミステリートレインシリーズにおいて、ベルモットは赤井秀一に変装してベルツリー急行に乗り込みました。

そして世良真純に接触し、彼女の口から『赤井秀一の死』を確認しています。

 

これまで火傷赤井に変装していたのはバーボンですが、ミステリートレインに限りベルモットが変装をしています。

 

もともと赤井秀一の死を疑っていなかったベルモットですから、赤井秀一の死を裏付けるために世良真純に接触したのは、バーボンの指示によるものとしか思えません。

 

そもそも赤井秀一と世良真純が兄妹であることを知っていたのは、組織内ではスコッチとバーボンだけでした。

ベルモットにそれが伝わったのは、このミステリートレインのタイミングかと思われます。

 

ベルモットがバーボンの指示を受けて世良真純に接触した理由は2つあります。

 

ベルモットはバーボンに弱みを握られている

高飛車で秘密主義、個人プレーに走りがちでジンに苦々しく思われているベルモット。

それにしては、彼女はバーボンにはよく協力していますよね。

 

ベルモットはバーボンに弱みを握られているため、バーボンの頼みごとを断れないという大前提があります。

引用:名探偵コナン 第85巻『緋色のエピローグ』

 

ベルモットは組織の人間に知られたくない秘密(=ボスとの関係に関わるもの)をバーボンに握られています。

バーボンを始末しても、その秘密は組織内にリークされる手筈になっています。

そのため、ベルモットはバーボンを始末することもできず、彼の言いなりになるしかないわけですね。

 

ボスのお気に入りで組織内でもかなり上の地位にいると思われるベルモット。

そのベルモットを顎で使えるというわけで、実はバーボンはかなりすごい位置にいるわけです。

 

劇場版『純黒の悪夢』で、バーボンはNOCの疑いをかけられました。

あやうくジンに始末されるところだったわけですが…。

バーボンを殺したのがジンだったとしても、ベルモットの秘密は組織内にリークされてしまいます。

ベルモットは内心かなり焦っていたのではないでしょうか。

 

 

バーボンの頼みを引き受ける代わりに交換条件を出していた

ミステリートレインの時点で判明していた動機としては、実はこちらの方が大きいです。

秘密を握られた弱み云々は、ミステリートレインよりもずっと後の緋色シリーズで明らかになった情報ですからね。

 

ベルツリー急行に乗り込む前日、ベルモットはジンと電話で話をしています。

そして電話を切ったあと、アニメ第345話、単行本42巻収録の『黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー』におけるコナンとの会話を回想しています。

引用:名探偵コナン 第78巻『ミステリートレイン〔発車〕』

 

そしてこの回想の後、重要なモノローグが入っています。

でもね…殺るのは私じゃなくバーボン…

(中略)

悪く思わないでね…シルバーブレット君?

二元ミステリーの際、ベルモットはコナンに『シェリーを殺すのは諦める』と宣言してしまっています。

ベルモットはコナン(と蘭)を宝物だと言っていますから、コナンとの約束を破るのは彼女にとっても本意ではないのです。

 

しかしシェリーを生かしておくわけにはいかない。

そこでベルモットが利用しようと考えたのが、バーボンだったわけですね。

 

ベルツリー急行で、バーボンがベルモットの代わりにシェリーを殺す。

それと引き換えに、ベルモットは世良真純に接触して彼女の口から『赤井秀一の死』が本当かどうか言質を取ってくる役割を引き受けたわけです。

 

交換条件を持ちかけたのが、ベルモットとバーボンのどちらだったのかは定かではありませんが…。

こう考えればベルモットがわざわざ赤井秀一に変装していた謎が解けます。

 

 

余談ですが、バーボンはシェリーを生きて組織に連れ戻すつもりでした。

バーボンに与えられた役割は、シェリーを貨物車に誘導すること。

しかしベルモットはバーボンに内緒で貨物車に爆弾を積んでいました。

 

読者サイドから見れば、この状況では『シェリーを殺したのはベルモット』となりますが…。

ベルモットにしてみれば『シェリーを殺ったのはバーボン』ということになるわけなんですね。

ベルモットは直接手を下していないから、罠に誘い込んだバーボンが実行犯だということなんでしょうか…。

この辺り、ベルモットの思考回路がちょっとわからないなと思う部分ではあります。

 

 

まとめ

バーボンはベルモットの秘密を握っているため、ベルモットに対してはある程度の身の安全が保障されている立場にいます。

バーボンの正体が公安警察の降谷零とわかったことで、バーボンが握っているベルモットの秘密が、組織壊滅に向けての大きな武器になりそうな流れになりました。

 

バーボンの消息が絶たれれば、組織内にベルモットの秘密がリークされるため、物語が大きく動き出しますが…。

バーボン=安室がここまでの人気キャラになった以上、彼が作中で死ぬ可能性はぐっと低くなったように思います。

 

となると、バーボンが握っているベルモットの秘密は、今後作中でどのように生かされるのでしょうか。

また、よく行動を共にしているベルモットとバーボンですが、この2人の協力関係もどのような形で続いていくのでしょうか。

 

組織内での彼らの動きに注目していきたいと思います。

 

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