【考察有】赤井秀一・羽田秀吉・世良真純・メアリーの情報共有状況まとめ

【考察有】赤井秀一・羽田秀吉・世良真純・メアリーの情報共有状況まとめ

『名探偵コナン』の中で、コナンに匹敵する推理力の持ち主であり、狙撃のスペシャリストとして描かれている赤井秀一

彼の家族である羽田秀吉、世良真純、世良メアリー、そして赤井務武も物語の鍵を握る重要な人物として描かれています。


赤井一家についてはまだまだ謎が多いのですが、彼らの共通点は報連相ができないこと!

家族間でも情報の共有がなされていないことが数多くあるようです。

 

『名探偵コナン』の本編において、赤井一家がどこまでお互いの状況を把握しているのかをまとめてみました。

 

赤井一家の年表

赤井一家が関わっているできごとを、年表の形でまとめました。

時期できごと収録巻
32年前秀一誕生
28年前秀吉誕生
17年前羽田浩司が殺害される89
務武、危険な相手を敵に回したため家族を日本へ逃がす92
務武、死亡(遺体は未発見)92
秀一、FBIに入局するためアメリカへ留学92
真純誕生
1?年前秀吉、中学生でプロ棋士になる92巻年表
10年前赤井一家、ビーチで小1の新一・蘭と出会う92
9年前秀吉、高校を卒業して羽田家の養子になる82
秀吉、由美と出会う85
5年前秀一、宮野明美に接近して組織に潜入する58
4年前真純、駅のホームで秀一、スコッチ、バーボンと遭遇88
3年前真純とメアリー、日本を離れイギリスへ92
秀一、スコッチの件でバーボンと確執90
秀吉、名人位獲得92巻年表
2年前秀一、組織を離脱58
1年前秀一、NYで蘭に遭遇35
宮野明美、ジンに殺害される2
現在秀一、来葉峠にて死を偽装58
秀一、沖矢昴として工藤邸に住み込む60
メアリー、少女の姿になる
真純、ウインブルドンの中継でコナンを見つける
96
真純とメアリー、日本に帰国
真純は帝丹高校に転入
73
真純、動画サイトで灰原哀を見かける
沖矢昴、真純を見かける
74
真純、キャメルに遭遇74
真純と沖矢、コナンを誘拐した犯人を追跡76
真純、工藤邸で沖矢と対面77
真純、ベルツリー急行で秀一(偽物)と遭遇78
真純、秀一のことを『死んだ兄』と発言79
秀吉、コナンと出会う80
真純、事件の捜査中に秀吉と電話81
真純、事件の捜査中に秀吉とメールのやりとり81
真純、秀吉に頼まれて山奥の貸別荘へ82
降谷零の捜査により、秀一の生存が発覚85
秀吉、名人戦に勝利し七冠達成85
真純、コナンをホテルに招いてメアリーに会わせようとする(失敗)85
コナン、メアリーの刺繍入りハンカチを入手88
真純、コナンに赤井秀一が兄であることを話す88
秀吉、王将戦で敗北89
赤井とコナン、羽田浩司の殺害現場にあったダイイングメッセージから『浅香=ラム』と推理90
メアリー、コナンに写真を撮られる90
沖矢昴、真純の周辺に『浅香』と名乗る人物がいないか蘭たちに尋ねる90
真純、コナンに10年前に赤井一家にビーチで会ったことを思い出させる92
真純、APTX4869の解毒薬の存在を知る95
秀吉、秀一に由美の警護を依頼96

 

赤井家の誰かが登場しているストーリーをすべて網羅しているわけではありません。

 

※92巻の年表とコナン本編で若干の矛盾が生じていますが、青山先生が『さざなみ年表まちがってたw』と発言されました。

これは務武が渡米したタイミングとメアリー達が日本に来たタイミングが逆転していることを指していると思われます。

 

赤井一家の情報共有状況まとめ

赤井秀一の生存について

まずは赤井秀一が生きていることについて。

  • 羽田秀吉:秀一が生きていることを知っている
  • 世良真純:秀一が生きていることを知らない
  • メアリー:秀一が生きていることを知らない

 

キールと示し合わせて来葉峠で自身の死を偽装し、ジョディやキャメルにもそのことを隠していた赤井秀一ですが…。

驚いたことに、羽田秀吉とは連絡を取り合っていました。

2018年サンデー31号にて、羽田秀吉は赤井秀一にメールをして由美を守ってくれるように頼んでいます。

 

 

一方、世良真純とメアリーは秀一が生きていることを知りません。

真純の認識を時系列で並べると、次のようになっています。

  1. 来葉峠で赤井秀一が死んだことを誰かから聞いて知る
  2. 真純とメアリー、イギリスを離れ来日
  3. 真純、ベルツリー急行で赤井秀一(の偽物)と遭遇
  4. 『仲の悪いガールズバンド』で兄は死んだと明言している

 

メアリーの身体が小さくなったのは、赤井秀一の死後であることがわかります。

ベルツリー急行でベルモットが変装した赤井に遭遇した真純ですが、その後も『兄は死んだ』と言い続けていることから、赤井が実は生きていることは確実に知りません。

 

そもそも真純とメアリーに赤井の死を伝えたのは誰なのでしょうか?

可能性があるのは2人です。

 

まず1人目は、FBIのジェイムズ・ブラックです。

赤井秀一(と当初は思われた楠田陸道)の遺体の身元を、日本警察は把握できていません。

遺族に連絡がいくとしたら、FBI経由の可能性が非常に高いです。

ジョディとキャメルは真純の存在を知りませんから、真純のことを知っていたジェイムズが伝えた可能性が高いと予想できます。

引用:名探偵コナン 第74巻『魔法の料理』

ジェイムズは真純が女の子であることを一目で見抜いていました。

つまり、最初から真純のことを知っていたことになります。

赤井秀一が家族の存在をジェイムズに報告しており、いざという時には家族に連絡してくれるように頼んでいたのではないでしょうか。

 

真純を知っている理由をジョディとキャメルに隠したのは、赤井秀一に口止めでもされていたのかもしれませんね。

 

真純が言っていた『昔から世話になってるパパの友人』がジェイムズではないかと予想していたのですが、ジェイムズではなく羽田浩司の親である可能性が非常に高くなりました。

それについては下記の記事で触れています。

 

サンデー30号『名探偵コナン』FILE.1037「時の流れを…」感想・ネタバレ

 

 

真純とメアリーに赤井の死を伝えた可能性がある2人目の人物は、羽田秀吉です。

秀吉は赤井秀一が生きていることを知っていました。

赤井秀一と羽田秀吉が兄弟であることを日本警察が把握しているはずはありませんから、日本警察経由では秀吉には来葉峠での出来事を知る術がありません。

 

しかし秀一は秀吉と普通にメールのやりとりをしています。

秀吉が真純に『兄さんとメールをしている』なんてうっかり話してしまった場合、真純とメアリーに秀一が死を偽装しているだけなのがバレてしまいます。

そのため、秀吉には赤井秀一自身が『赤井秀一は表向き死んだことにするから、真純や母さんには俺が死んだと伝えてくれ』と依頼をした可能性が考えられます。

 

 

ただこの説だと、なぜ赤井秀一は秀吉には自身の生存を伝え、メアリーと真純には伝えなかったのかという疑問が残ります。

来葉峠の時点で真純とメアリーはまだイギリスにいましたし、メアリーはAPTX4869も飲んでいませんでしたので、2人に自身の生存を知られてもあまり困ることはなかったと思うのですが…。

 

秀吉の元に真純から『ママと一緒に日本に行く』と連絡が入ったため、その時点で秀一と秀吉が相談して『真純とメアリーには秀一の生存を隠しておこう』ということにしたのかもしれません。

真純は秀一と顔が似ているので、秀一と真純の血縁関係が組織に気づかれた場合、真純の口から『兄は生きている』なんて発言をされたら困りますからね。

 

 

※秀一が秀吉には自分の生存を伝えている理由について、こちらの記事で考察しました。

 

赤井秀一が秀吉に自身の生存を知らせている理由は?真純と秀吉の大きな違い

 

メアリーが少女になっていることについて

次はメアリーがAPTX4869で少女の姿になっていることについてです。

  • 赤井秀一:おそらく知らない
  • 羽田秀吉:おそらく知らない

メアリーのことは、秀一も秀吉も知らされていないと思われます。

 

メアリーと真純は秀一が死んでいると思っていますから、秀一に連絡をしていることはありえません。

また、秀吉にも知らせていない可能性が高いです。

 

引用:名探偵コナン 第83巻『恋愛小説家』

 

『母親が小さくなってしまっている』とわかっていたら、メアリーと真純が秀吉のマンションに転がり込むことを断るでしょうか?

母も妹も苦労していることは容易に想像がつきますから、自分のマンションに迎え入れたのではないでしょうか。

母が小さくなっていると知らないからこそ、『母さんと真純なら放っておいても大丈夫』と判断したものと思われます。

 

もしくは、真純が秀吉のところに転がり込もうとしたという発言そのものが嘘かもしれません。

最初から秀吉の世話になるつもりはなかったが、蘭と園子に次兄のことを突っ込まれる前に嘘をついた…という感じでしょうか。

 

※2019年6~7月にサンデーに掲載された『鑑定家殺人事件』で、赤井秀一は沖矢昴として真純に探りを入れ、メアリーが少女になっていることをほぼ確信しました。

 

サンデー31号『名探偵コナン』FILE.1038「隠すより現る」感想・ネタバレ

ということは、やはりこの事件まではメアリーが少女になっていることを知らなかったということですね。

 

 

赤井務武が生きている可能性について

少年サンデー2019年1月16日号(4・5合併号)で、真純が衝撃的な事実を明かしました。

引用:少年サンデー2019年1月16日号(4・5合併号) 名探偵コナン FILE1025『大人びてる子』

パパに会いに出て行ったママ』と言っています。

文字通り受け取るならば、赤井務武は生きている可能性が出てきました!

あまりにも不確定な情報ですし、ヒントがほとんどありませんので、ここをあまり掘り下げることはできないのですが…。

 

もし赤井務武が生きていたとしても、赤井秀一も羽田秀吉もそのことを知らされていないのではないでしょうか。

知らされていたら、秀一は赤井務武とコンタクトを取ろうとしているはずです。

また、秀吉はメアリーが小さくなっていることすら知らされていませんから、務武のことも知らされてはいないと思います。

 

秀吉は由美とのラブコメが絡むエピソードにしか登場していないので、黒ずくめの組織と少しでも接点を持つような要因は意図的に遠ざけられているように感じます。

将棋の道にまい進している秀吉を、秀一たちは巻き込むまいとしているように思えるんですよね。

 

 

メアリーと真純の目的はなんなのか

現時点ではメアリーと真純が来日した目的は、読者にもはっきりとは明かされていません。

引用:少年サンデー2019年1月16日号(4・5合併号) 名探偵コナン FILE1025『大人びてる子』

メアリーが少女になってしまい、その謎を解くため、コナンに会いに来日したことはわかっています。

 

引用:名探偵コナン 第95巻『濃紅の予兆』

APTX4869の解毒剤を手に入れて体を元に戻したら反撃に転じる…とメアリーは発言しています。

が、メアリーは誰にAPTX4869を飲まされたのか、いったい誰に反撃をするのか、その2点は明らかになっていません。

メアリーが反撃しようと思っているのが黒ずくめの組織であるかどうかさえ、現時点でははっきりしていないのです。

 

引用:名探偵コナン 第90巻『暗がりに鬼を繋ぐが如く』

この『暗がりに鬼を繋ぐが如く』というセリフは、ジンと全く同じ発言です。

 

名探偵コナン90+PLUS SDB(スーパーダイジェストブック)で、こんなQ&Aがありました。

Q114:ジンとメアリーが『暗がりに鬼を繋ぐが如く』と同じことわざを言ったのは、この二人に何か接点があったからですか?

A:さぁ……………どうかな?(笑)。

引用:名探偵コナン90+PLUS SDB(スーパーダイジェストブック) P155

この質問をQ&Aコーナーで取り上げ、否定も肯定もせずに濁しているのが意味深ですよね。

 

真純は蘭にコナンの正体が新一だとバレそうになる質問を投げかけていますし、100%コナンの味方とは言い切れない部分があります。

 

2人が来日したのは来葉峠で赤井秀一が死を偽装した後ですから、2人の来日の目的を赤井秀一が知っているはずはありません。

では羽田秀吉はどうかと言うと、そこが非常に複雑な問題になっています。

 

引用:名探偵コナン 第81巻『灯油の臭い』

アニメ第744-745話『容疑者か京極真』の事件において、真純は捜査中に秀吉とメールのやりとりをしています。

真純からコナンの写真を送られた秀吉は『彼なら問題はない』と返信しています。

秀吉はアニメ第731~732話・第80巻『現場の隣人は元カレ』でコナンに会っていますから、『コナンなら問題ない』と返信するのも納得できます。

 

ですがそのあとに送られてきたメールで、秀吉がコナンをどう認識しているかが一気にわからなくなってしまいます。

引用:名探偵コナン 第81巻『まるで魔法のように』

 

真純の言う『魔法使い』がコナンを指していることは、読者にはもうわかっていますよね。

秀吉はコナンのことを知っていますから、コナン=魔法使いだと認識しているなら『彼なら心配はない』と『魔法使いにはもう会えたのか?』という発言をほぼ同時にするのはおかしいのです。

 

ではなぜ秀吉がこんな発言をしたのかと言うと

  • 真純は秀吉に『魔法使いに会いに日本へ行く』とだけ伝えたため、秀吉は魔法使い=コナンだと認識していない
  • 秀吉は『魔法使い』が『10年前にビーチで会った少年』ということは知っているが、10年前に会った工藤新一=江戸川コナンであることに気づいていない

この2つの可能性が挙げられます。

 

ただ後者である可能性は低いと言えるでしょう。

引用:名探偵コナン 第88巻『ラーメン屋の変な客』

羽田秀吉は、記憶力が非常に良いキャラクターとして描かれています。

10年前に会った工藤新一と江戸川コナンが同じ顔をしていることに気づいていないのは妙です。

(と言っても、赤井秀一は10年前に新一や蘭と会ったことを覚えていなかったわけですが…)

 

秀吉とコナンが顔を合わせる時は、いつも由美が一緒にいて秀吉の意識は由美の方へ向いています。

そのためにコナンと10年前のことを話す方向へ気が回らないのかなとも思いますが…。

 

やはり秀吉は真純から日本へ行く目的をはっきり知らされていないと考える方が妥当ではないでしょうか。

真純とメアリーは、やはり徹底して秀吉を巻き込むまいとしているように思えます。

 

 

羽田秀吉の職業について

秀吉は、言わずと知れた将棋の名人。

コナンが名人に会えたと喜ぶくらいの有名人です。

ですが、世良真純は秀吉の職業を知らないようです。

 

アニメ第785-786話、単行本第85巻収録『太閤恋する名人戦』で、メアリーと昴は【太閤名人 7冠達成!】というニュースを見て、嬉しそうな表情をしています。

 

しかしそのニュースのことを、メアリーは真純に伝えていません。

 

真純の言動を見ていても、彼女は秀吉が将棋の棋士であることを知らないとしか思えません。

羽田家の養子になっていることは知っているようなのですが…。

 

なぜメアリーや秀吉は真純に秀吉の職業を教えないのか。

ニュースで取り上げられるレベルの有名人なのに、なぜ真純は気付かないのか…。

なにか理由があるのでしょうか。

 

 

宮野姉妹と秀一・秀吉・真純がいとこ同士だと知っているのか

メアリーと宮野エレーナは、姉妹であることが判明しました。

そのため、宮野明美・志保姉妹と、赤井秀一・秀吉・真純兄妹はいとこの関係にあたります。

この関係を、当の本人たちは知っているのでしょうか?

 

赤井秀一:知らない可能性が高い

羽田秀吉:知らない可能性が高い

世良真純:知らない可能性が非常に高い

宮野明美:知らない可能性が高い

宮野志保:知らない可能性が非常に高い

5人とも、いとこ同士であることは知らなかった可能性が高いです。

 

引用:名探偵コナン 第95巻『あの女性の記憶』

 

宮野夫妻がメアリーと連絡を取り合っていたことは、このコマから読み取れます。

しかしこの直後に夫妻は烏丸がスポンサーを務める研究施設に入っています。

施設に入ったあとは、外部とそうそう連絡を取り合うことはできなかったのではないでしょうか。

 

施設に入ったのが19年前ですから、まだ真純と志保は生まれていません。

そのためこの2人は、いとこの存在をまず知らないと思われます。

メアリーすら、志保の存在を認識しているかどうか怪しいです。

 

赤井務武が家族を日本に逃がしたのも、宮野夫妻が烏丸の研究施設に入ったあとですから、幼少期の秀一・秀吉と明美はまず面識がなかったのではないでしょうか。

 

赤井兄弟と宮野姉妹がいとこ同士であるということは、今後のストーリー展開においてはさほど重要視されないとは思いますが…。

真純と志保(哀)が仲良くなったりしたら、それはそれで面白いですよね。

 

さいごに

お互いに報連相をきちんとすれば、かなりの謎が解決するのでは…?と思われる赤井一家。

あまりにも協調性がなくてバラバラなので、読んでいるこちらはハラハラしてしまいます。

現時点ではメアリー&真純と赤井秀一が顔を合わせるのは難しい状況ですから、報連相をするわけにもいかないのはわかりますが…。

 

重要なポジションにいるのは、羽田秀吉です。

彼だけはメアリーとも真純とも、そして秀一とも連絡を取れる立場にいます。

 

そして何と言っても、秀吉は羽田浩司の義理の弟というポジションが意味深です。

現時点では由美とのラブコメ要員としての印象が強い秀吉ですが…。

推理力が非常に卓越しているという設定がありますので、これから彼が何か重要な役割を果たすような気がします。

 

メアリーと真純の動きも不穏になってきましたし、今後の赤井一家の行動からは目が離せそうにありませんね。

 

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